「あたかも」統計

一昨日に引き続き「たばこ話」ですが。
よく「喫煙者は味オンチ」みたいなことを言いますけど、それは故意にというか「たばこはダメだ」って印象付ける「言いがかり」じゃねぇの?
結局、あれでしょう?「誰もがイチローと同じ道具を使えば彼のようにプレーできる」って言ってるようなもんでしょう?
そんなハズはないわけで、ただもし彼が「もっとクオリティの低い道具」を使った場合、今ほどの成績を残せないってことはあるって話で「あの道具を使えば」というのはない。
ようするに、元々同じぐらいに優れた味覚を持った人が二人いて(それをどういった基準で判断するのかわからないけど)片方はたばこを吸った事によって、ほんの些細な味の違いがわからなくなり、二人の味覚に差が出来る。といった程度の話でしょう。
「たばこを吸わない味オンチ」なんていくらでもいるもの。
素人が「あの店は美味い」「あそこは不味い」なんて話してるレベルの中で、みんなが「え?」と思う意見を言ったからって「あの人はたばこ吸ってるから味がわからない」なんて絶対ない!
そんなん、元々「味オンチ」なだけ!
ハイ!今後「喫煙者は味オンチ」なんて言う人はバカ。
それから「喫煙者はデリカシーがない」とかも言いますけど。
たしかに、近くに食事中の人がいるのにたばこ吸っちゃう人もいて、それは良くないと思う。
俺みたいな喫煙者でも不快。
さぁ、それでは「非喫煙者」は「相手が不快になるようなこと」を一切しないか?
そんなハズはないわけで、レストランで隣にむせ返るような香水をつけた人なんかが座ったら・・・
ハイ!今後「喫煙者はデリカシーがない」なんて言う人はバカ。
同じような話で「喫煙者はマナーが悪い」
たしかに「そういう人もいる」のかもしれない。
でも、その「まったく逆」って人もたくさんいるのを俺は知ってんですけど。
普段「たばこで他人に迷惑をかけないように」と気を使ってる人は、何事においても「心得てる」
むしろ「自分は他人に迷惑などかけたことがない」なんて思ってる人や、合法の範囲内で「自分は悪い事をしてない」と思ってる人の方が「マナー」という面では良いとは言いがたい。
ハイ!今後・・・もういいか。
とにかくですね、喫煙者の中には「味オンチもデリカシーのない人もマナーの悪い人もいる」と。
「別に根拠のないでっち上げ」とは言いません「いることはいる」ってのは事実。
でも「たばこを吸わないけど不健康で肺ガンで早死にする人もいる」ってのもでっち上げではない事実だと思うのですね。
なんだかネガティブな方向にばかり持っていくから「言いがかりだ」とも言いたくなるもので。
実際、調べてみたら「ノーベル賞受賞者には喫煙者が多い」なんて事もあるかもしれないし。
別に「たばこのせい」も「たばこのおかげ」もないと思うのです。
そうは言っても「受動喫煙」などキチンと調査研究した結果、そこら中が「禁煙・分煙」になったのは納得します。「たばこを吸わない人」の言い分もちゃんと聞きますよ。
それなりに「喫煙所」さえ設けてくれれば、かえって気が楽なぐらい。
ただ、喫煙に対して「おおらかだった時代」と今を比べて。
いろーんな意味で「むしろ悪くなってませんか?」とは思うんですけどねぇ〜
自然と身につけるべき「マナー」や他者と共存するための「モラル」みたいなこと。日本語で言うなら「おもいやり」ですかね。
そういうのって初めからルールがあるより「やってはいけないこと」をやって気付くもんだと思うのです。
「他人を尊重することで自分の権利を確立する」
順番はこっちだと思うんですけど。