直球

ちじれ麺

日本人「ならでは」と言いますか、奥ゆかしい「遠まわしな言い方」ってのがありますよね。
悪い意味ではない「含みのある言い方」とか・・・これは悪い意味でしか使わないのか?
まぁ、とにかくそういった「言い回し」が好きなのであります。
当然「聞く側」にもそれを理解する能力というか・・・とにかくそれなりの知識が必要となるんですけど。
どうも、そういった部分がドンドン良くない感じだと思うのです。
欧米化?!(古い)
テレビで説明的なテロップがたくさん入ったりとか。あれってやっぱり「わからないだろう?」を前提にしてるわけでしょう?
言葉や文章なんかでも、そこに含まれた意味を読み取ろうとせず「額面通り」に理解したつもりになったりとか。
「わかりやすい」ってそんなに大切でしょうか?
まぁ「なんだかなぁ」と思うわけですけど。
で、そういった「遠まわし」が好きではあるのですが、最近ストレートで簡潔な表現もいいなぁと思うようになってきました。
元々そういった「ストレートな言い回し」ってのが俺にとっては昨日書いた「自分では絶対言わない」ような表現だったんですけど。
結構、平気になってきたんですね。
これはなんでしょう?「自分の中で何かが変わった」ってのも絶対あるんだろうけど、世の中に説明的かつ直接的な表現が蔓延してマヒしてしまった、ってのも絶対あるような気がします。
「これぐらい平気なんだ」って。
なんかよくないですね〜
変化球を織り交ぜながらの中に「ど真ん中ストレート」の剛速球が来るから効果絶大なわけで・・・世の中にこれだけ「直球」が蔓延してるなかで今更俺が投げてもなぁ。
とか色々考えて「ふ」と思い直したんですけど。
俺の中では「ストレート」だと思ってる事もよくよく考えれば結構屈折してるのかもしれない。
言うなれば「剛速球のフォークボール」みたいな。
「速い球は全部同じ」みたいに額面通りに見逃さないで欲しいですけどね。