おかしいだろ？

日頃、お昼に外食をする場合。
ほとんどと言って良いほど、いわゆる「昼メシ時」を外すようにしてます。
と、言うのも「昼休憩」の決まってるようなお勤めをしているワケでもないから、なにもわざわざ一番混み合う時間に行く必要もないし、そういったサラリーマンのみなさまの貴重な時間に、世の中の無くても良いような仕事をしてる人間がお邪魔するのも申し訳ないと思うのですね。
とは言っても、各種お得なサービスが豊富な「ランチタイム」は魅力なので、その終わり頃14時前なんかに行くのです。
最初、店の入り口から「まだ良いですか？」と、あくまで申し訳なさそうに聞いてみる。
ここで「どうぞー」となると、一人なんでたいていカウンターに腰掛けるのです。
で、「何々セットとビールお願いします！」と、あくまで丁寧に注文するんだけど、この「ビール」の所で、カウンターの中の大将がたいてい「チラッ」と、こっちを見るんですな。
「昼間っからビールかよ」「長居する気じゃネエだろうな」
ま、そんなトコでしょう。
でもね、ビールなんて飲食店にとって、最もオイシイ利益率の高い商品。
冷蔵庫から出して栓抜くだけで、手間暇かけた料理より儲かるんだから、むしろ歓迎されるべきで、イヤな顔される筋合いは無いのだ。
だから気にせず、ビール呑みながら注文したものを待つのです。
しばらくすると、大将がカウンターの中で鍋なんかを振りながら「のれん！」と、ホールのおばちゃんに言うんですな。
ちょっと怒ったみたいに。
これが「いつまでものれん出しとくから客が来ちゃうだろ！」に聞こえるんだな。
で、俺の注文したものが来る。のれんもしまったので後からお客さんが入ってくる事も無い。
と、ここで「休憩モード」に入っちゃう店があるのですね、厨房なんか特に。ひどい店はホールの人まで雑談を始めたり。
まだ、店内にはお客さんいるってのに。
別に「ラストオーダー」みたいな事言われてるワケでもないから「なにか追加したろうか！」と頭に来るんだけど、そんな事で店を儲けさせるのもシャクにさわるからね。
で、「ごちそうさま」とお勘定をするんだけど、その時に「すいませんね、遅くに来て」とか一応言うようにしてるです。
たいていはレジのおばちゃんが「いえいえ」みたいな返事をしてくれるんだけど・・・
カウンターの中から大将が「今度はもうちょっと早く来てね〜」
おい！
別に怒ってるみたいでは無く、笑顔で言っているし、俺の言った「遅く来て」に対する買い言葉と言えるかもしれないけど。
表に貼ってあった営業時間から5分とオーバーしてない。
なにより、俺は最初に「まだいいですか？」と聞いているのだ。その時点で「すいません」と言ってくれたら、別に他の店に行ったって構わないのだ。
それに、お客全員が帰るまで、シャキっと仕事モードだったわけでもないじゃないか！
それで「今度」とは、よく言った！
二度と来るか、バカヤロー！