オイオイしんじく〜ん。

bousisensei2008-08-09


昨夜はテレビ中継のオリンピック開会式を見ました。
当然。
アトラクションもオモシロイっちゃあ、オモシロイんだけど、俺は後半の各国選手団の入場行進が好きなのです。
近頃は「欧米化」とでも言うのか、さほど「お国柄」も出なくなってきたけど、昔は日本や中国はいかにも「行進」ってクソ真面目にやってたもんね。
で、アメリカやヨーロッパ諸国の自由で「楽しんでる」ってムードを見ると「かなうわけないよ」と思っていたものです。
それから、未だに参加選手が少ない国、たった一人なんて国もあって、そういう選手が「国の代表」としてちょっと緊張しながら国旗を誇らしげに持って歩く姿。それから出場できる喜びみたいな物が伝わってくると、たぶん大した成績は残せないにしても「お〜ガンバレ!」と思ってしまうのですね。
後は選手団のユニフォーム。
今年もベルギーやスペインはバシッとキマッてて実にカッコ良かったし、アフリカや中南米の「顔が黒いからこそ似合う」って色遣いもシビレたね〜
そして、公の場でちゃんと「正装」として通用する民族色の濃いコスチュームがある国ってのは、とても素晴らしくてウラヤマシイと思ったり。
スタッフや関係者も混ざっているとは言え、基本行進してるのは皆体格の良いアスリートって事もあるから「似合ってる」って部分も多いとは思うんだけど、俺もブラスバンドみたいな大人数でのパフォーマンスをしている身として、オリンピック開会式のユニフォームからは大いに参考にしてみたい部分もあるのです。
で、まぁそんな感じで番組を楽しんでいたのですが・・・

随所でゲストの「昴のオッサン」の無用な無能っぷりにイライラしていたのですね。


オッサンはそれぞれメッセージが込められたアトラクションに対して「これは、こういう意味ですかね」みたいな単なる憶測を言う。
で、それに対してNHKのアナウンサーが「こういう意味が込められているようですね」と「違いますよ」という内容の事を言う。
いるか?オッサンのコメント。
で、アトラクションの演出をしていた映画監督の張 芸謀という人の事を前から知っていたかそれともカンペで読んだか知らないけど「サライのオッサン」にとっては「独特な色彩感覚」の人みたいなんですね。

だから、バカのひとつ覚えのように「これは独特な色彩感覚ですね〜」とアトラクション中、何度言った事か!
なんか、もう完全に「テレビに出る人」じゃない。
当然、解説にはなってないし、コメンテーターとしても役不足極まりない。
「スケールが違いますねー」って、そのスケールの「大きさ」なり「すごさ」を伝えるのが現地に行ってるキミの役割ではないのかね?
完全に「テレビを見てる人」と同じ感覚じゃん!
選手入場も早いうちに日本が終わったら、途端に口数も減って、後は退屈そうだったな〜
挙句の果てにアフリカのどこだったかの国のコスチュームを見て「これは独特な色彩感覚ですね〜」って、それは張さん関係ないですから!
茶の間でジジイと一緒にテレビ見てるみたいだった。
というのも、ウチは父方も母方も早めに先祖が滅びてしまって、俺にとって生きてる「おばあちゃん」という立場の人は父方の祖父の後妻だけだったのですが・・・
これが、子供心に「無知な人だなぁ」という人だったのです。
動物園に行ってサイを見て「角のあるカバがおる」と言うほどの人ですから。
で、正月なんかに遊びに言ってテレビで「かくし芸」とか「仮装大将」とか見るんですけど「説明聞かない・テロップ読まない」だから、適当な憶測で「これはアレかね?」みたいな事を言う。
これがもう、イヤでイヤで。
って、ツマンネー事思い出しちゃったじゃないか!
頼むぜ、しんじ!