トゥーマッチ晴天

bousisensei2008-08-31


最近、以前にも増して気に入っている言葉/考え方に
「過ぎたるは及ばざるが如し」ってのがありまして。
「気に入ってる」っつーか、考えれば考えるほど「深いなぁ」と思うのです。
「せっかくだから」とか「どうせなら」ってのが、ことごとく「裏目」に出るアタマの悪い感じ。
いかに「絶妙なサジ加減」とか「ちょうど良い」ってのが難しいか。
そして人間は、いかに「調子に乗る生き物か」という事も表わしているような気がします。
子どもなんかが一度頬められると、同じ事を繰り返すってのがありますが、これも「味をしめる」ってやつで、大人になってからもついついやってしまいます。
上手く行った事を繰り返して、結局飽きられる。
失敗は繰り返さないように気を付けるけど、上手く行った事は「別に良いんじゃない?」とやってしまう。どっちも同じ事なんだよなぁ、ホントは。
で、さっき書いた「絶妙なサジ加減」とか「ちょうど良い」ってのも、ココで再三書いてる「感じ方は人それぞれ」であって「こうすれば良い」っていう基準があるわけではなくて。
つまり臨機応変にベストと思える事を「良かれ」とやるしかないのですね。
何事も「足りないぐらいがちょうど良い」とも思うのですが「過ぎたるは及ばざるが如し」ってのは「ヤリスギは足りないのと同じだ」って事だから、ホントに「ジャスト以外はダメ」という事なんですよね。
これメチャメチャ難しくないですか?
常に針に糸を通す精度で物事に神経を使え、という事ですよね。
「できる/できない」は別として、いつもそういう心構えでいろ、ってするしかないよなぁ。
なーんて事を「良い天気スギル本牧ジャズ祭の会場で頭がボーっとなりながら考えてました。
雨は降らなくて良かったんですけどね。