bousisensei2006-01-21

東京地方は天気予報通りの雪になった、「何もこんな日に」なんだよなぁ。
新宿ピットインの40周年記念の為に「東京厚生年金会館」で渋さ知らズ
ここは古くはサッチモとかも公演した由緒ある場所でもあるみたいだ。
今日明日2日間に渡る記念コンサートは実に豪華な顔触れで、日本ジャズ史のこれまでとこれからがちゃんとわかるようになってる気がする。
そういった意味でピットインって地方にありがちな「ジャズ保存会」みたいな、「オーソドックス命」みたいな店とは違うんだな、よく「ジャズか?」「ジャズじゃない」みたいなカテゴリーの話しになるけど、そういった事の見極めがちゃんと出来ているからこそ40年もやってこれたんだろうな。つまりは「そんな事はどうでもいいんだ」って。
大袈裟な言い方をすればジャズって「スタイル」じゃなくて「スピリッツ」みたいな物。だとすれば、やっぱり紙に書いてある事を学んだり習ったりコピーしたところで「かつてジャズと呼ばれていた音楽」でしかないんだろうな。
ピットインのブッキングラインナップを見ているとそんな気がしてくる。
確かに「変わらない事」も凄いし大切な事だと思うけど、「歴史をになう」という意味合いで考えるならば「変わり続ける事」が最も重要で、ピットインはそれを40年やってきたのではないだろうか。
そんなコンサートの末端にでも名前が残るってのは光栄な事ですな、それから「これまで組」じゃなくて良かった〜