bousisensei2006-03-10

以前も日記に書いたけど、楽譜作成ソフトを導入したので素早くキレイな楽譜が作れるようになった。これはとても便利だし良い事だ、がよくよく考えると問題もあるな。

たぶん、先に俺が名古屋に置いてきてしまった楽譜を送ってくれと言った事を受けての事だと思うのだが、俺も楽譜をメールで送る事になった。
その時は急を要するって事だったから、深く考えていなかったけど、これは良くなかったな。俺が送ってくれと頼んだ楽譜は元々「俺の楽譜」だから問題ないのだ。でも、その逆はもうちょっと慎重にやるべきだった。

で、今回は時間が無いのでしかたないというのもあるけど、その日のうちに俺が送った楽譜は添付ファイルでメンバーの手元に届いたみたいだ。
「便利になったね〜」じゃないのだ、これは結構ヤバイ話だ。

つい最近、村上春樹さんの生原稿流出の新聞記事を読んだばかりだったのに、俺は学習していない。もちろんこの場合はワープロのデータではなく「手書き」の原稿だったってのが一番の問題だったので多少意味合いはちがってくるけど。

今までもパソコンで作った音源はデータではなくMDなどに落としてから配布していたけど、いくら便利になったからといって楽譜もデータじゃなくて紙焼き・手渡しにした方がいいな。
紙焼きのスコアから自分のパートだけを抜き出して、自分用の楽譜を作るのはセーフだけど、データのスコアからコピペしてパート譜を作るのは本当はアウトだ。
紙焼きが面倒ならもしくは有料でダウンロードするシステムか。