ここでも夢のはなし

bousisensei2006-04-18


まず、断っておくけど「夢」ってやつがキライ。
ふとんで見るヤツじゃないよ、そっちはむしろ好きなぐらい。自分の未来を語る時なんかに使われる言葉としての「夢」のはなし。
よく「夢のあるお仕事をなさってますね」などと言われたりもするが、冗談じゃない。確かに「夢を与える立場」にはなれるかもしれないし、それはとても光栄な事だけど。
だいたい、自分の目指す方向を「夢」などと言って「いつかは叶う」などと思っていても叶う訳無いじゃん。どんだけ強く「信じて」いても「思ってる」だけじゃねぇ。
「夢に向かって」とか前向きな感じがするけど、結局他人任せの「タナボタ狙い」って多くないか。
「メジャーデビューを目指して、ゆずのように路上でがんばってます!」
あーほーかー!
おまえは「自分が一生を懸けてやっていこう」と決めた事を「運任せ」にするのか?そりゃすぐに挫折もするぞ、いや「するべき」だ。早く気付け。
「10年間毎日ここで歌ってるのに、まだ夢までは遠いみたいです」
あたりまえだー!
おまえは「日本むかしばなし」の怠け者のヒャクショウか!(すごいな、パソコンって「百姓」って変換出てこないんだ)

漠然としたものじゃなくて、具体的な目指すものってのは「目的」であったり「目標」って「自分が達成する使命を負ったもの」な訳じゃないっすか。つまり「自分でやる」って決めた以上は
「やらなければいけないこと」
もちろん、言葉には人それぞれの意味合いがあって言ってるのかもしれないけど「夢」っていう言い方には「叶えばいいな」ぐらいの軽い思いを感じる。まぁこれは俺の感じ方の問題なので、そこに反論する事無く読んでちょうだい。とにかく「なにがなんでもやるぞ!」ってニュアンスが「夢」には無いんだな。
たとえば、会社から「今期の目標」って提示されたら「よしやるぞ!」って士気も上がるだろうけど「今期の夢」って言われたらヤル気でるか?そんなリーダーの下でがんばれるか?
他人から課せられた「目標」は別としても、自分が目指すモノを「夢」などと言うのは「叶わないかもしれない」を前提に「自分が果たすべき責任」から「逃げる・甘える」為の「すりかえ」じゃないのかなぁ〜

大きな「目標」や「目的」をキチンと持った人は、今やるべき「目標」「目的」をコツコツやっていく事も苦にならないはずだ。上記の「路上弾き語り馬鹿」は「メジャーデビュー」って大きな夢の一個手前、キッカケになるであろう「ゆずのようにスカウトされる」っていう事を10年やってるだけ、こんなのは「コツコツ」とか「がんばってる」とは言わない。



とりあえず、今度ギャラが入ったら大盛ラーメンを喰うぞ!
これはけっして「夢」なんかじゃない、俺の「目標」であり、演奏する「目的」だ!
絶対実現してやる。
まず目標を明確にする為に写真も貼り付けておこう!

次のライブを見に来たら「あ〜ラーメンの為にがんばってるな〜」と思って見てください。