尾張で武将のスピリッツを見た

田舎!


今日は「チューバマンショー」のライブのお手伝いを某喫茶店にて。
「お手伝い」といっても楽器での共演ではなく、文字通りのスタッフ的裏方仕事を。自慢ではないが、結構いい仕事しますよ。

しかしですな、会場となったお店。すごい所でした。
城を築き、茶や菓子を振る舞い、美術品や家具を収集し、若き芸術家にパトロン的理解をしめす…
それらがすべて「自分の力を誇示するものである」という圧倒的な姿。
「誰かの為」などという中途半端な偽善的な行為ではなく、すべて「自分中心」。なんと潔い!
リハーサルをやっているミュージシャン、それも演奏している最中に「コーヒーとケーキを食え」「うちの自家製シフォンケーキは美味いぞ」と中断させる力。
「演奏者が客を集める必要はない」と結構いい値段のチケットを満席ソールドアウトにしてしまう力。もちろん集まったセレブなマダムにとっても十分聞き応えのある演奏であったけど、そういったお客様で完売したために「聴きたくても聴けない人」が出てしまう矛盾。第一やり辛いよ、あれは。
開演時間になれば、まだ揃っていない予約客にかまわず演奏を始めさせ、店のスタッフすべても「客」として演奏を楽しみ、遅れてきた客をまったく無視する力。
圧巻はライブ終了後のオーナーの挨拶!シャットアウト・アンコールとばかりに登場してのマイクパフォーマンス!「本当の主役はワタシだ!」という力強い意思表示!
普段あまり接する事が無い「本当のお金持ち」に圧倒されてしまった!
是非次回は俺も演奏者として関わりたいと思った!

さすが、名武将がシノギを削った土地「尾張
もしくは、ただの「コント・田舎の喫茶店