本日の去年の本日

ついに旅の最終地ドイツ/ケルンに向かう日。サンドロとは言葉にならない熱い別れとなった。
一先ず、チューリッヒまでの車移動なのだが定員15名、俺たち17名と荷物楽器。一応トレーラーを牽引してるもののギュウギュウ詰めで1時間半。
そこからは快適な列車の旅。沿線は「古城街道」とも呼ばれ、日本からも多くの観光客が来る景色の良い場所だ。食堂車でビールなど呑みつつ車窓を満喫する(写真)。
19時ごろケルン着。ここから、この旅で何かと世話になっているフィリップの家に泊まる組と、フランクの家に泊まる組に別れる。顔ぶれからすると、俺はミュージシャンが多いフランク組かな?とも思われたのだが、首脳やテクニカルスタッフが集るフィリップ組へ。
「そうかコックか!」トホホ…
とはいえ、今夜は全員揃ってのバーベキューを開いてくれるという事で、厨房からは解放された。
オバケ屋敷のようなフィリップの別宅アトリエで、なんとも段取りの悪くて圧倒的に量が少ないバーベキューを見て、フィリップの「人間性」に触れたような気がする。
これから気が重いよ。