What kind of scenery can you see?（どんな景色が見えるの？）

名古屋「プラスチック・ファクトリー」で鬼頭ブラスのライブ。
開場前にサウンドチェックを数曲やったところで開店準備をしていたオーナーが目を輝かせながら飛んできて、暖かくそしてとても丁寧な口調で「最高にハッピーな音楽だ！」と言ってくれた。
なんだかそれだけで胸がいっぱいになるほどウレシクなってしまった。
普段からココにも「上手いと言われる様な音楽なんて」みたいな話を書いているけど「じゃあ、その対極にあるのは？」ってなると、「聴いた人が幸せになれる音楽」ってことだろう。
オーナーはスイス人のハインツさんって人なんだけど、彼のストレートなおそらく「社交辞令」なんかじゃない心からの声にガゼン奮い立ってしまった。
今回、ハインツさんは俺に向かって言ってくれたのだけど、是非他のメンバーにも直接聞いて欲しいシーンだったなぁ〜って言うのは、本番前にメンバーに「さっきオーナーにこんな事言われたよ！」話したんだけど、いまひとつピンと来てない様な気がしたから。
これまでも、いろんなお店やイベントで「気に入った」ってハナシはしてもらえたんだけど、今回は特にうれしかったかなぁ？海外なんかのツアーで俺とは全く違う生き方をしてきた人から言ってもらうストレートな気持ちに感激する感じ。
と、同時に「この音楽」をもっと広い世界に持って行きたいという気持ちが一層強くなった。
目を輝かせたハインツさんは、その後も「今やっていた曲は誰が作った曲なんだ？」とか色々聞いて来たので「今のも、その前のも全部俺だよ」って言ったらホントにビックリしたように目を丸くしながら幸せそうな満面の笑顔で握手をしてくれたり。
こっちが感激しちゃうよね。
ハインツさんは満員御礼の本番中も熱心に見てくれていたし、終って会場を後にする時もメンバー全員に丁寧な挨拶をしてくれたり。
お互いにホントにハッピーな気分になれる最高の夜でした。
それにしてもＭＣスベリまくったなぁ。こっちもいっぱいいっぱい。
御来場いただいた全てのお客さまにも感謝！