*【渋さ知らズ・カナダ/ケベックツアー2008 7日目】
"The Quebec City Summer Festival" Les Arts de la rue Loto-Quebec (St-Jean Street)、 Imperial de Quebec (Theatre Imperial)(劇場公演)にて演奏 (Quebec/CANADA) 


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帰国後ノート2008その5

今回の散歩
基本的に初めて行く街や場所が「夜で暗い」というのが嫌いなのですね。
今回がそうだったんだけど。
割と方向感覚が良い方で、それはやっぱり太陽の位置を基準に物事を考えているからなんだろうけど。
その分というか、太陽が出ていないとホントに迷うのです。
もちろん地図なんか見ればそんな事はないんだけど。

でも、最初の散歩は「カン」を頼りにウロウロしてみて、自分なりに「街の概要」を把握するって事をしてみたい。
その後はホテルのフロントや街の案内所に置いてあるような地図をもらってきて「あ、ここ歩いたな」とか「道はこういう関係性になってるんだ」って事を確認して「じゃあ、この辺行ってみようか」とプランを立てるのも、楽しかったり。
ただ「観光ガイド」みたいな物を頼りにするのは、あまり好きではないのですよ。

今回はたまたま、同行した水野さんに「地球の歩き方」のカナダ版をいただいたので、結構活用したし、非常に「便利なんだ」という事を知ったんですけどね。
ガイドであらかじめ知っていると、どうしても「行っとかなきゃ」ってなっちゃう。
それはもう「散歩」ではなくて「観光」なんですよね。
俺は、別にたまたま歩いてて「お!」って場所に出会えたらそれで十分。

後から「あそこ行かなかったの?」って話をされても、別に悔しくならないし。
まぁ「ハナが利かなかったかな」ぐらいで。
それより「観光名所」みたいに言われている場所まで、ガイドブック地図に目を落としてわき目も振らずに目的地を探す「観光」は、せっかくの「見たことも無い景色」を見逃してる気がするのです。

そういった意味で、ケベックはもちろん名所旧跡も多いんだけど、なにも調べなくたって楽しめるこぢんまりとして歩きやすい良い街だったような気がします。
その小ささはNHKが「よく番組一本作ったな」というぐらい。
ただし、坂や階段の多さは半端無い!
通り一本分の高低差が、ビル5階ぐらいなんてのはザラ。
ホテルが一番の高台辺りにあったという事もあって、スーパーに買物に行くにも、バーに行くにも、仕事に行くにも、帰りはものすごい坂。
距離はたいして歩いてなくても、良い運動になりましたー