行って良かった!

北の板尾

まだまだ「遠軽視察」の話題は尽きません。
今回、ホント初めてお会いする人ばかりで・・・おそらく遠軽のみなさんは「鬼頭哲よくしゃべる人だなぁ」と思ったことでしょう。
俺の事をよく知ってるなら「え?!」だろうし「ははぁ〜」と察してくれるとは思いますが。
まぁ、俺なりに「大サービス」をしてきたわけです。
当然、かなーり疲れました。
で、初対面ということで事前にかなりリサーチして行ったわけです。
とりあえず「空港に迎えに来てくれる」ということで、パッと見て顔ぐらいわからないと困るぞ、とHPなんかを探してみたり。
で、今回呼んでくれた中でも「そもそもの発起人」的な「スギッチョ」こと杉森さん。
主催する楽団のHPなんかで見ると(→http://music.geocities.jp/w_e_egg/)中心でチューバ持ってる人がそうなんですけど「黒沢年男」にも似た笑顔がステキなナイスガイではありませんか(歳は俺と同じだそうです)
で、飛行機を降りてロビーに出て「年男、年男・・・」と探したら。
お笑い芸人の「板尾創路」に「よく似た人」が手を振ってる〜!
もう一人「連れ」の人が来てたんだけど、今回の公演の「実行委員長」でもある井上さん。
道内トップクラスの実力といわれる「遠吹」こと「遠軽青少年吹奏楽団」の団長さんだそうですが、こちらも今は役者で活躍してるコントグループ「ヒップアップ」の元メンバー「小林すすむ」そっくり。
で、お二人と役場側の担当者であるイケダさんの元に行って打ち合わせとなったのですが・・・
このイケダさんが、これまたお笑い芸人の「坂田利夫」に・・・
ちょっと、その場を想像してみてください。
      
あはは、ある意味「すごい豪華!」
で、そこに「遠軽新聞」というところの取材が入ったのですが、こちらの小林さんという方が、芸能レポーターの「井上公造」にそっくり!
実に「マスコミの人」といった雰囲気なんですが、いかんせん「新聞」というメディアの場合は「その信憑性」に大いなる疑問、っていうか「損でしょう?」という・・・非常に失礼ではありますが「ゴシップ誌じゃないですよね?」と聞きたくなってしまうという・・・
もちろん「真面目な日刊誌」なんですけどね。
なんだか、お世話になりっぱなしだったのに失礼な事ばかり書いてスイマセン。
いや、それだけ「初対面にもかかわらず」親しみが持てたという事だということにして下さい。
この「顔ぶれ」で大いに真面目な話を・・・笑っちゃいけないと思いつつも笑うよな〜
で、その取材の中で、やはり「なんで下見に来たのか?」という話になって。
やっぱり、すごい「わざわざ」という部分に驚いている様子なんですね。
こちらとしては「いや、普段から重要視してるんです」ぐらいの感覚なのですが。
これまでにも街の「教育関係」の行事として毎年のように道外なんかから楽団を呼んでいるみたいですけど「事前に打ち合わせに来た」なんてのは初めてみたいで。
それについて取材に対して実行委員長の井上さんが「真剣に取り組もうという姿勢がうかがえます」みたいな事を言ってくれました。
うん、そういう風に思ってもらえただけでも行った価値はあるってもんです。
こちらが「そういう姿勢」だからってのもあるだろうけど「坂田似」のイケダさんも尽力してくださっているのがよくわかります。
「お役所の人」って聞いてたから「右のものを左に動かすのもメンドクサイ」みたいな人かと思ったらとんでもない!
地元の言葉なんでしょうか?少々乱暴な口調で実にファンキー。
実行委員はだいたい俺と同い年ぐらいの人で固められているようですが、年長のイケダさんのような人が着いていてくれるのは実に心強いです。
「お酒は呑まない」というのに夜の「親睦会」にも顔を出してくれて・・・たぶん一緒に6月の公演を楽しみにしてくれたんでしょうね。
とかく「公演を打つ」となると事務的なやりとり(もちろんそこが重要だけど)ばかりになってしまうし、メールや電話では余計に「無機質」になってしまいがちだけど。
会ってみてはじめてわかる「気持ち」とか「思い」ってあります。
実際、今回行ってこんなに喜んでもらえるなんて思ってもみなかった。
そりゃいつもより余計に「しゃべんなきゃ!」ともなりますよ。
とにかくね「呼ばれました、行きました、演りました、ハイ!お金、じゃ〜ね」にならないような。
いろんな事の「はじまり」なるような。
そういう風にできたらいいし、そういう風にするつもりだし、そういう風になるような気がするし。
とにかく「行ってよかった」と今回の時点でもう思ってますから。
次はもっとそう思えるんじゃないかなぁ。