贅沢な時間

すばらしい夕方

日比谷野外音楽堂で行われた「Springfields'11 〜東京場所〜」に「渋さ」で出演。
朝から降っていた雨も会場に着くころには上がりまして「暑すぎず」の絶好の野外フェス日和。
「渋さ」の出順はトップバッターということで、自分の出番が終わった後は客席でのんびり楽しみました。
いや、しかし良かったな〜
まずは細野晴臣さんのバンドからはじまって・・・
自分が音楽家になるなんて思ってなかった頃からずーっと好きだったアーティストを見ると。
たとえ同じコンサートの舞台に立つ出演者であっても「その頃の気持ち」がよみがえってくるもんですね!
というわけで、久しぶりに完全な「リスナー目線」でコンサートを楽しんでしまった!
なんていうかな〜ホントずいぶんこういう「楽しみかた」ってしてなかった気がする。
同業者的目線で「どんなことやってるんだろ?」って視察みたいな気分で他人の音楽会に接してきたもんなぁ。
ある程度「しょうがない部分」もあるにせよ、やっぱりそれだけではイカンなぁ。
純粋なリスナーにとってコンサートがどんだけ「贅沢な時間か」ってことが、やる側ももっとわかるべきなんだろうなぁ。
その為には、こうやって「音楽を楽しむ」っていうのを「演る」じゃなくて「聴く」でもっと実感しないとダメなんだろうなぁ。
特に「演る」に限らずスタッフみたいな立場でなまじっか音楽に関わってる人にコンサートや「生演奏」ってのが「リスナーのため」って部分を「ないがしろ」にしてるな、と感じることがあるしなぁ。
「こっち側にいる人」はみんな「こっちに来ることになったキッカケの大好きな音楽」ってのを改めてリスナーとして楽しむといいんだろうなぁ。
なんて、初心に帰るような事を考えつつも。
バックヤードに戻ると楽屋辺りには「そうそうたる顔ぶれ」がウロウロしてまして・・・
ここで完全なる「いちリスナー」なら「一緒に写真とって下さい」とか言えるんでしょうけど。
「同じコンサートの舞台に立つ出演者」となると、かえって言えないもんですね〜
というわけで、本人は無理だったからこんな写真を。

サンライズプロモーション東京