泣きそうになる

音楽が聴こえる

ここ数日、電車で出かけることが多いんですけど。
この時期、京王井の頭線の車窓から見える線路沿いのあじさいが実に見事です。
ホントにきれい。
毎年、楽しみにしてるんだけど(花の中であじさいが一番すきかなぁ)今年は一段と・・・
なんていうんでしょうね〜「濡れると良くない」なんて言われて、みんなが必死に逃れようとしてる雨に降られながらも・・・っていうか。
ひょっとしたら、こういった毎年半ば「あたりまえ」のように楽しみにしていた季節の花が(桜とかもね)この先見れなくなるんじゃないだろうか?とか。
そんなことを考えていたら、少し前から作り始めて、曲も歌詞もほぼ完成してる新曲の「おとしどころ」というか「最後のツメ」みたいな部分と悩んでいたタイトルがフワッと思い浮かんだ。
ホントは社会問題のような「時事ネタ」みたいなことを作品に盛り込むことはあまり好きではなくて、かといって絵空事の「夢物語」みたいな曲を作りたいわけでもなく。
単純に「日常に寄り添う普遍的なもの」を自分が感じたままに切り取って残したいだけなんですが。
その「社会問題」が自分の日常に大きく関わって、本来普遍的であるはずのものを壊してしまうかもしれないってのは見過ごせない話だし、取り上げる事柄としてそれほどブレはないような気がするのです。
ただ、いろいろあってみんながそれぞれのやり方で「物を言おう」としてる「ご時勢」だけど、やっぱ俺は「拳を振り上げる派」じゃないな。
とりあえず、近々きれいに咲いてるうちに時間を作って車窓から眺めるだけでなく、実際沿線をのんびり歩いてみようかな。
で、もっとなにかを感じよう。

※緊急加筆!
ということを書いて
あれ?う〜ん・・・と、ちょっと考えて。
「あ!マズイかも」ということを思い出してしまった。

これはあれですね、アメリカのスリーマイル島原発事故の後に巨大なタンポポが咲いたって事をテーマっちゅうか、まぁ「それがあって」できた曲なんですけど。
そうだ、たしかに俺はこの曲を聴いたことあったし知ってたんだ!
なんでこんな古い曲(1989年)思い出すかなぁ〜俺よ!
花は違えど・・・なぁ。
なんだ?この「二番煎じ感」!
と、ここでタイトルの「泣きそうになる」が効いてきたね!トホホ・・・
しかしまぁ、他人に指摘される前に気付いて良かったか〜