ハリガミの力

そんな馬鹿な

以前、大阪在住のトロンボニスト三原智行(グリーンパレード/KABB!)が遊びに来た時に「東京は美術館がいっぱいあっていいですよね」みたいな話をしてたんだけど。
たしかにそうですよね、実際「行ったことある」ってのはホント少ないけど。
で、その「東京には美術館がいっぱいある」ってのをどこで認識してるか?っていうと。
やっぱり駅なんかに貼ってあるポスターなんじゃないか?と思うのです。
大きいのから小さいのまで週代わりぐらいでジャンジャン新しいものに変わっていく。
今、こういったイベントの情報ってのは「ぴあ」が廃刊になるぐらいだからネットが主流だと思うんだけど。
まだまだ「駅のポスター」の効果は絶大だと思いますね。
イベントの内容は別として「へ〜そんな美術館あるんだ!」って初めて目にする名前があったり(で、ウチ帰って調べるとか)
ポスターのデザインに惹かれて「行ってみようかな?」なんて思って、出かけたことも何度かあるし。
(今日発見して「お?!」と目にとまったのはコレ、たぶん行くと思う)

美術館ではないんだけど、近所の井の頭自然文化園はここんとこズーッと洒落たアートワークで話題にもなってるみたいだし「あ!また新しいポスターだ」ってのが楽しみになってる。(このシリーズもいいよなー)
  
なんでしょうね?結局ネットで調べるって・・・しょせん言い方はオカシイけど「知ってることを調べてるだけ」みたいな。
すでに「行こうと思ってるイベントありき」で会場だとか時間だとか料金を調べてるに過ぎない。
「ホントは興味があるはずなんだけど、知らずに済ませてしまっていること」に気付くチャンスってのは未だにポスターやチラシって絶大な効果があると思うなぁ〜
ただし、というか。
この「効果」ってあくまで展覧会みたいに「開催期間」がある程度「何日もある」場合に発揮される、という。
ライブやコンサートみたいに「その日だけ!」みたいなポスターだと「あ、その日ダメだわ」でスルーされてしまうという悲しい運命。
それでも「作らないよりは」だと思ってますけどね。
「知ってもらう」で気になったら今度は「調べて来てくれる」ってのもあるかもしれないし。