いきなりロングデイ

早朝7時にはパキッと目覚めまして（ちなみに右の写真は部屋からの眺めです）宿の食堂で朝食とミーティング。
久しぶりの欧州朝食は焼きたてのパンとハムとチーズ・・・あいかわらず「これだけ？」なんだけど。
「これだけでイイんです！」というバッチリな内容でした。
で、今日は「13時過ぎに宿を出発」ということになったので、それまで自由時間。
昨日当たりをつけておいた「マーケットが出そうな辺り」に向って散歩など。

で、やってきましたマーケット！

宿のあるインディス・ブールト・ウエストから線路を挟んだ西側にあるダッペル・ブールトってエリアにある南北に走る「ダッパー通り」の端から端まで広がる大マーケット！
まだ、朝イチの朝市ということでお客さんも少なく準備中の店もあったけど・・・



いや〜テンションあがるなぁ〜！
で、ひと通りぐるっと周りながら、今日のお昼ごはんは「各自自由」ってことだったので。
「レストランなんかに行かなくても、ここで揃うな！」と目星をつけていったん宿に戻ってあれこれやって。
もう一度、昼頃マーケットに戻ってお昼の買出し。
今回の初ニシン！

10年前にオランダに来て以来、必ず食べる名物料理。（ハーリング (料理) - Wikipedia）
日本でも「キッパーへリング」って缶詰が手に入るけど、現地のこれは「ほとんど刺身」
日本で脂の乗ったネタのお寿司が好きな人なんかにはタマラナイですよ！（この美味しさについて書き出すとホント長くなるのでヤメます）
その他にもムール貝のフリットやら、いろいろマーケットで買い込んで「激安ランチ」に大満足！
ヤバい！
タイトルに「ロングデイ」と書いたけど、午前中だけでこんなにスペースを使ってしまった！
え〜〜〜っと、午後からはトラムを乗り継いで松本和志さんの勤務先である「オランダ日本語学校」に向いまして。
（HP内の「職員室」の写真に松本先生が！→アムステルダム日本語補習授業校 Japanese Saturday School Amsterdam）

まぁ、なんて言うんですかね。「アムスの端から端まで横切った」という行程でしょうか？
たいした距離では無いのですが、狭いトラムの車内にバリトンサックスを持って12人は大ヒンシュクです！

で、オランダに駐在されてるご家族の皆様の前で演奏しまして。
即行で次の会場へ！（慌しいことこの上ない）


今度はメトロ（といっても地上線です）に乗っての移動。
アムスを「時計」に見立てると、3時の位置の宿から9時の学校に行って、6時の場所に来たという感じですね。
今日の行程。
で、駅から15分ほど歩いて着いた先は・・・

見事な紫陽花が咲き乱れる大きな教会でした。
で、慌しくサウンドチェックをして・・・これが結構、時間かかったな。
慌しく楽屋で美味しいケータリングのピザを食べて。
ミッチリ2ステージの本番・・・
もうこんなのアガってんの?!

いやはや、おそろしい時代だ・・・（というか、俺が日記書くの遅いだけか？）

で、終わって教会の気持ちのいい中庭でトラゾーくんとビールで乾杯しながら「お疲れ〜」なんて言ってたら、地元のお客さんが話しかけてきて・・・
「お前たち、いつオランダに着いたんだ？」って聞くもんだから「昨日の夕方だよ・・・」と言い返してた後、思わず顔を見合わせて。
「まだ、こっち着いてから24時間とちょっとしか経ってないのか？！」と。
とても「まだ2日目」とは思えないような・・・東京に居たら数日分の事をやってるような感覚。
そうなんだよな、これが「旅マジック」みたいなもんなんだった。
で、6時の教会から3時の宿までバスで戻りまして・・・

まだ、終わらない。
「ちょっと腹減ったなぁ」ってトラゾーくんが言うもんだから「テイクアウトでもして部屋呑みしようよ！」となりまして。
宿の近所でケバブやらフライドチキンやらを買って帰ったのです（この辺りのチョイスができるエリアなわけですね）
今回の宿の部屋割りは「年齢順」みたいになってまして。
3人部屋・4人部屋・6人部屋だったんですけど、3人部屋が水谷さん・筒井さん・撮影のタクヒロさん。
4人部屋が俺とトラゾーくん・じろうくん・松ちゃん。
で、残りが「若手部屋」ということになってまして（実際、若手部屋最年長の上運天くんと松ちゃんは同い年）
まぁ、俺は自分の部屋で呑んだわけですけど、わりとマジメに音楽だとかバンドの話に花が咲き・・・いつの間にか松ちゃんの「ダメ出し」になりまして（大苦笑）
3人の先輩から攻撃されて、松ちゃんは「この部屋割りは不利だ！」と言ってましたけど。
「若手部屋で敬語でダメ出しされるのと、どっちがいいと思う？」って言ったらオトナシクなりました。
何時まで起きてたかな〜？
とにかく、部屋にあった酒が全部なくなるまで。