あたらしい日常

シンプル駅前商店街


目が覚めると、見慣れない光景が飛び込んでくる。年中いろんな場所を泊まり歩いているようなものなので「ここはどこだ?」みたいなことは無いのだが、あらためて「あぁそうだった」と。
この家の朝の顔というのは、こういう風なんだな、と。
当然、散歩欲も旺盛で近所の散策も楽しい。とりわけ大切なのは近所のスーパーの視察だ。一昨日までの日常には夜中の2時までやっている便利なスーパーというのが生活に欠かせないほどの存在としてなりたっていたけど、残念ながらこれからは夜中に心強い店というのが徒歩圏内にはない。
それでも歩いていけるマーケットは3件ほどあるので最悪0時まではなんとかなるけど。そのうち値段的には一番「お高い」店にはコイツがいた

京都の「千鳥酢」ですね。普通に売られている「ミツカン」なんかに比べると倍以上値段はするけど、味も倍以上。我が家のキッチンには欠かせない調味料のひとつが近所で手軽に手に入るのは助かるし、日常にとても大切な事なのである。(一昨日までは近所に酒問屋みたいな店があって、そこで安値で手に入れていたのだ)
さらに、品揃えをチェックしていたら思わず「あぁっ!やった!」と声をあげてしまった。

10年ぐらい前にツアー先で口にして以来「ナンバーワン・ポン酢」として関西方面に旅をした時に自分で買ったり、お土産にリクエストしたりと、大のお気に入りとなった大阪の「旭ポンズ」があるではないか!関西以外でこれを目にするのは初めてだ。(テレビなんかでも紹介されて結構有名だけど)
毎年、鍋の時期になると「旭ポンズがあれば…」と歯がゆい思いをしていた「これまでの日常」とはお別れだ!
なんてステキな街に引っ越してきたんだ、俺は。