宗教と宇宙

bousisensei2007-07-12


最近興味がある世界のハナシ。
「なんか鬼頭哲ヤバイとこイッチャッテんじゃないの?」
と思うかも知れないけど、ご心配なく。別に新興宗教とかに「すがりたい」と思ってるワケじゃないからね。
元々通っていた中学・高校が「浄土宗」系列の学校だったんで週に一度は「宗教」って授業を受けていたんだけど、当然その頃はピンときてなかった。でも最近ひょんなトコから「それ系」のハナシを読んで「おもしろいな〜」と。
で、最初のうちは、その「宗教」そのものや、それを啓いた人についておもしろがっていたんだけど、そのうち単純に「宗教が広まる事」のスゴサが不思議というか興味の対象になった。
ホントに「独創的」とは言えないとしても、それまであったものを「継承」したり「否定」した上でオリジナルの「〜宗」ってのを立ち上げてるワケですよね。
今みたいにマスコミとかメディアとか無い、昔の話ですよ。一人の坊さんが言い出した「教え」が多くの人の心をつかんで、全国に広まっていくってスゴクない?
なんだか、すごく勇気づけられたような気がするぞ。
実に変わったカタチで「宗教」がキイタなぁ。
で、宇宙の方のハナシね。
去年も「冥王星」の出来事にインスパイアされて一曲作ったんだけど。考えてみると「宇宙そのもの」というより「宇宙と人間」に興味があるのかな。
今、地球上にあって普段俺達が利用してる物ってほとんどが「人間の作ったモノ」じゃん。エンピツから飛行機に至るまで、いわゆる「便利なもの」って。
少なくとも、俺はそういったものが全て生まれて時からあったから「当然」だと思ってるんだけど。
でも、その「当然」って考え方が「元からあったもの」に負担をかけてるんだろうね。毎日平気でゴミ出すじゃん?ありがたいと思って水道ひねる事もないし。
別に「エコ」どうこうの観点じゃなくて、今俺たちが楽して「当然」だと思ってる事をどうしても基準にして物事って考えるでしょ?
それが、ことごとく宇宙では通用して無い気がして、痛快だね〜
それこそ、地球では「お山の大将」のクセに宇宙では「全く歯が立たない」みたいな。
人間がどれだけ一生懸命やっても、宇宙から「そうじゃないんだよな〜」って言われてるみたいで楽しいなぁ。
とは別に「宇宙と人間」のこのニュースに、今日はビビッと来ました!

<アポロ通訳>「こちらヒューストン」西山千さん死去95歳
(毎日新聞 - 07月12日 13:23)
 「こちらヒューストン」「すべて順調」など、人類で初めて月面着陸に成功した米アポロ11号の実況中継の名調子で知られた同時通訳者、西山千(にしやま・せん)さんが2日、老衰のため死去した。95歳。葬儀は近親者で済ませた。喪主は非公表。  米国ユタ州ソルトレーク市生まれ。1935年に日本国籍を取得し、当時の逓信省電気試験所勤務。第二次大戦後、連合国軍総司令部(GHQ)、在 日米国大使館の各顧問を務めた。69年、「この一歩は小さいが、人類にとっては大きな躍進だ」というアポロ11号のアームストロング船長が月面に降りた時 の第一声をNHKの中継で同時通訳し、話題を呼んだ。73年ソニー理事に就任、のちに顧問。元日本翻訳家協会会長。

ものすごく有名な「名調子」ですよね。
この時の「一歩」からもうすぐ40年だけど、「宇宙と人間」は仲良くなれたのかねぇ?
さらに、これと関連してこんなページも見つけました。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~route96/a_061209.html