【渋さ知らズ・ヨーロッパツアー2007 35日目】

ロシア・クラスノヤルスク地方、カンスクに到着

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 【スゴイところに来てしまった!】

モスクワから4時間ちょっとのフライトでクラスノヤルスクに現地時間の9時頃に到着!
って事はモスクワと4時間も時差がある!
さらに日本とは1時間しか時差無いじゃん!
で、ここで預け荷物の受取に1時間近く待たされ「これで行くのかよ〜」ってバスに乗り、途中「どこがレストランだよ〜」ってドライブイン食堂で昼食を食い、結局「なにが3時間だよ〜」と5時間悪路にゆられカンスクに到着してホテルにチェックインしたのは16時。
ゲルダーンを出て実に31時間の長旅となりました。
このカンスクという街、モスクワから一緒に来たコーディネーターに言わせると「まんまソ連が残ってる街」だそうで。
もちろんソ連時代のロシアに来た事は無いからホントの所はわからないけど、ソ連崩壊後のモスクワやサンクトペテルブルグの美しい街並みとは明らかに違うムード。
ま、文章では上手く伝わらないだろうけど、ようするに何見ても「スゲ〜」としか言いようが無いと言うか。
広さも古さもボロさも、全部メチャメチャ!
これまでの1ヶ月のヨーロッパでの価値観が全てひっくり返るような感覚。
で、それが普通なコイツらの感覚にはかなわないよ。

 【帰国後ノート】

滞在中、口には出さなかった事が。
ホテルのレストランで基本的毎食出てたんだけど、これが・・・
一応「口にあわない」とか言ってたんだけど、ホントは死ぬほど
マズかった!
まず、到着してチェックインをしてもらってる間、レストランで待機となったんだけど、テーブルの上に「いつから置いてあるんだ?」って状態の山盛りの「白い飯」が!
ハエがブンブン飛び回る所に放置してある。当然写真は撮って無いんだけど、今でもその光景を思い出すだけで「オエッ」っとエヅイテしまう。
まず、それで食欲が完全に失せた。
ホント「これ俺たちが喰うの?」って状態だったんだもん。
一応、その後暖かい料理が出てきたんでトライしてみたけど(もちろんご飯には手を付けず)これが何とも味が薄い。薄いってか味が無いっていうか・・・
基本的に和食でもなんでも「薄味」は好きな方なんだけどさ「京料理」なんかの味の薄さってのは「これを濃くしたら」っていうのがわかった上での「薄さ」なワケじゃん。
方向性とか着地点がわかった薄さというか。
でも、ここの料理は完全に迷走してる。どこに向かってるのかわからない「とんち料理」なんだもん。
ルックスもひどいし。
唯一写真にとったのはコレ、何日目かの晩ご飯。

いや〜写真ってコワイね、そこそこ美味しそうに見えるモンね。
しかし、これも恐ろしいぐらいにマズいのだよ。思い出したくないぐらい。
とにかく、ここのレストランがどれぐらいヒドかったか?ってのを表現してるのが、基本的になんでも食べる、腹ペコの渋さ一行が滞在中一人も「完食」した事が無かったほど、ってことよ。
イタリア〜ナントでちょっと太った人もみんな痩せたもんなぁ〜