見るコンサート

bousisensei2007-10-16


昼間は昨日書いた通り東京中低域のリハ。
夕方に家に戻り、23日の鬼頭哲ブラスバンドコンサートの打ち合わせ。本日は照明の奥田賢太君と。
賢太君は前回5月に愛知県芸術劇場のコンサートの時にも照明をやってもらっているのだ。見に来た人なら印象に残ってると思う例の「アレ」を演出してくれたナイスな照明屋なのだ。
今回の会場「千種文化小劇場」は以前にも書いたことあるけど、どちらかというと「芝居」を念頭に置いて作られた小屋。ということで、照明を組む場合も凝った事をやろうと思えばかなりの事ができるのだ。
昨年の公演の時は、自前の照明スタッフまで手が回らず、小屋付きの照明さんにお願いしたので「あれはあれで」全然オッケーなんだけど、小屋自体の機能としてはずいぶんもったいないことをしてしまったのですね。
DVDを見てくれた人にはわかると思うんだけど、バキッとステージ明るくしてるだけだもんね。
ただ「あれはあれで」って書いたのはDVDみたいな形で残す。つまりいくつかのカメラを切り替えた映像でコンサートを見る分には、ああいったシンプルで「いさぎよい」照明が効果的だったかもしれないって事。
ただ、実際コンサートの時「定点」で見ていると少し退屈だったかもしれないなぁ。
というわけで、今回は賢太君が「小屋自体の機能」をフル活用して、照明をアレンジしてくれます。
去年と何が一番違うかって、それは「俺の曲」をちゃんと聞き込んでアイデアを練った・・・っていう演奏家と同じレベルのアプローチでコンサートに関わる照明家がメンバーに加わったと言う事。
大いに楽しみにしてください!