竹冠に旬で筍

bousisensei2008-04-21


昨日、すごく立派な「たけのこ」をいただきました。
ここのところ毎年この時期にたけのこを茹でるシアワセな機会に恵まれています。
やっぱり、その時期その時期の、いわゆる「旬」と言われている食べ物を口にするというのは、とても大切な事なんじゃないですかね。
あと「おせち」や「年越そば」とか、各節句のイベント食みたいな物を、ちゃんと由来を知って食べたり。
一年中スーパーで、あらゆるものが手に入るからこそ、キチンとしないとね。
で、できることならそういった旬の食材は自分で調理する事をオススメしたいのですね。
もちろん、ちゃんとしたお店でプロが手掛けた「本物の味」を知っておくのが先かもしれないけど。
なんで「自分で調理」がオススメかっていうと、たとえばたけのこ。
あれって、茹でる時の香りもセットで「旬」だと思うんですね。
台所から、米ヌカとたけのこの、ちょっと香ばしい匂いがすると「春だね〜」とうれしくなる。
いつでも手に入る「水煮」と違って、生から茹でるたけのこは、香りも食感も全然違うけど、一番の違いは「茹でる行程が楽しめる」だと思うんだな〜
で、それは外食では味わえない「旬の味」なワケで。
などとエラソーな事を言いましたが、たけのこをくれた人とっては「掘る」ってとこからが旬なんだよな。
いつも、ただ「食べるだけの人」としては気付かない旬がまだまだありそう。
「種をまく旬」「育てる旬」
「旬」ってのは、一瞬の「瞬」と同じかけがえの無いモノかもしれませんね。
だから、そういうのはなるべくたくさん知ってる人になりたいですね。