地球の日

bousisensei2008-04-20


代々木公園「アースデイ」で渋さ知らズ
とにかく、ものすごい人出で、地球の環境問題を考える日です。
まぁ、むやみやたらにケチを付ける気は無いんだけど、どうもこういった「自然がどうの」「エコがどうの」ってイベントは「どんだけ意味があるのか」と毎回思ってしまうのですね。
会場内にはたくさんの食べ物ブースがあるのですが、使い捨ての皿や割り箸、紙コップの類は置いてません。
で、どうするかというと「貸し出し」のお皿や食器を100円出して借りるコーナーがあって、そこで先ず食器をかりて、食べたい屋台にならんでそれに盛り付けてもらう。
食べ終わったら、返却のコーナーに行って、自分でお皿を洗って返すと、100円戻ってくるという仕組み。
これが、ものすごい人出という事もあって、どれもすごい行列。
とにかく、まず「めんどくさいな〜」という気持ちが先に立つ。
皿洗いコーナーも、たくさんの水や洗剤を使う事は「地球に優しくない」ということで、ヘラで汚れをこそぎ落として、紙で拭いて、共用の水の入った容器ですすぐ、という「それでもう一回使うの?」って状況。
公園だから野外ですよ?もちろん、俺がメシ食うのに使った皿も「そういう」洗い方で再利用されたものだったって事だよな?
ちょっと「どうか?」と思ったり。
なにか「片手落ち」な気がしてくるのです。
各食べ物ブースの食材も「地球にやさしい」とされるものであったり「オーガニック」をうたってるものであったりするのですが「作り方」みたいな事は書いてないのですね。
つまり「ここでしか食べられない」ということ、これは意味があるのか?
明日から日常の生活に取り入れてこそ、じゃないのか?
何万人と集まった人達の中の、かなりの割合の人は、帰りに「今日はゴハン作るのめんどくさいや」ってホカ弁寄って、添加物のたくさん入った弁当食ってるんじゃないかね?使い捨ての容器に入ったヤツを割り箸で。
ま、ようするに「イベント」なんですよね、作る側も来る側も。
「気軽にエコ体験デー」みたいな。
真剣に「地球について」考えるんだったら、バンド演奏なんかいらないのですよ!と、仕事をもらってる側としては大いなる矛盾を感じてしまうのですね、この手のイベントは。
ま、そんな感じで「なんだかなぁ」と会場を後にしたのですが、お昼のイベントだったのでまだ20時ぐらいだったのですね。
オフィシャルな打ち上げではないんだけど、何人かが「呑みに行こう話」で盛り上がってるワケです(まぁ、だいたい決まってますけど)
で、俺は最近酔っぱらって電車に乗るのがホントめんどくさいので、こういった催しはパスしてきたのです。
ところがですね、以前「三鷹台」の駅前にあった片山さんや不破さんが「行きつけ」にしていたお店が、俺の家からホント3分ぐらいの所に引っ越してきてて、そこに行くというのです。
代々木からワザワザ。
となると、俺としてはパスする理由がなにも無いワケで、一度家に楽器を置いてから自転車で合流したのです。
お店の大将はジャズが好きで、渋さも見た事があるそうで。1階はカウンターの店なんだけど、地下が結構広い座敷になってて、いつかここでライブをやろうと思ってるらしいのです。
と、いうわけでそれの「お試し大会」片山師匠のノンストップキャバレーミュージックショー

う〜ん、写真で見ると友達の家の新築祝いかなにかみたいだなぁ。およそ「お店の座敷」には見えないよね。
でも、焼き鳥も安くて美味かったし、近所に良い店ができたな〜
あ、もちろん焼き鳥は「使い捨て」の串だったし、結構いい割り箸使ってたけどね。