俺のメモリー

bousisensei2008-05-19


とにかく、この世で一番「無駄だなぁ」というか「バカバカしいなぁ」というか・・・
自分でやって、後から「なんだかなぁ」とムナシクなる事と言えば
『思い出して腹を立てる』
というやつだと、思うのです。
もちろん、これは「思い出したい」と思ってスル事ではなく、突然フトシタきっかけで「わっ!」っと頭の中に出てきやがるのですね。
大事な、覚えておかなければいけない事に限って忘れてしまったりするのに、なぜか「ことあるごとに」よみがえって来て、俺をイライラさせる出来事というのが、いくつかあるのです。
忘れたいのに!
今日登場しやがったのは、以前共演したドラマーなんですが、ベッシャン!ベッシャン!叩くんで「もうちょっとキレイな音で叩いてくんない?」って言ったら「キョトン」とした顔しやがって。
「そんな事気にしながらドラム叩いた事ないよ」だって。
誰でもとりあえずヒッパタケバ音が出る「打楽器」
じゃあ、オマエは何を気にしながら今までプレイしてきたのだ?
よく、こんなヤツが「プロ」としてやってるなぁ、と思ったら専門学校か何かで先生までやってるっつうじゃないか。
ベシャベシャ!ドタバタ!と手数が多くて得意気になってる上にプライドも高い。
ホント、つまんねーヤツなんだけど、かろうじて「年上」という事と、その場をセッティングした監督に免じてガマンしたのだ。
もちろん、好みは人それぞれなんだけど、俺が好きなドラマーのタイプっちゅうか条件としては

  1. 人の音を良く聞く
  2. イデアが豊富
  3. 音がキレイ

これが全滅なのですよ、コイツは。
ある意味「練習してどうこう」って部分ではない「心がけ」みたいなモンなんですけどね。だからアマの人には、これが足りない人って多い気もするんだけど、コイツはよー

  1. まったく人のやってる事を聞かない
  2. 一度決めたらそれしかやらない
  3. 音が汚い

ある意味「完璧」
さらに「驚くほど音楽を聴いてない」
世の中には「打楽器が入ってない音楽」の方が少ないんじゃないか?と思うほどで、ドラマーなんて楽器やる上で一番いろんな音楽を知っていて当然だと思うんだけどなぁ。
で、コイツはっちゅうと、すごく限られたジャンルの、それも1曲を通した中でのドラムのプレイではなくてワンフレーズを聞き込んで、それをコピーして得意になってるような、ただの「ドラム・マニア」
まぁ、それじゃあ「豊富なアイデア」など望む方がオカシイってもんなんだろうけど。
それでも世間では「上手い」とチヤホヤされてるんだな。
共演者に「死ね」と思いながら演奏した事なんて無かったからインパクトがあったねー
で、その時の「キョトン」の顔が、たびたび「フッと」頭に浮かんでくるのだ!
あームカつく!
今日の日記の無駄な事!バカバカしい事!読み返してムナシイ事!
消えろ、俺のメモリーから。
で、同じような事に「思い出して恥ずかしくなる事」ってのがありますね。
自分が以前言った事や失敗した事を思い出すってやつ。
なんで、こうなんだ?脳って。
でも、みんなで集まってそういう話をすると、意外とおもしろかったりするので、これは消去しないでおこうとも思うのですね。