CD病

bousisensei2008-07-31


お昼頃に名古屋駅まで送ってもらい、今回の愛知県シリーズも終了。
で、新幹線に乗るとき発売日だった週刊文春を買って、車内で読もうと思ったんだけど・・・
なんか、全然「文字」が追えないのな。
ようするに、昨日一日空いたとは言っても、それだけ2日間のCDの為のレコーディングで集中力が消耗したというワケだ。
昨日だって、仮ミックスダウンした音源をいろんなシチュエーションで、本ミックス→マスタリングの為のアイデア出しのをする用に、それこそ「根詰めて」一日中聴いてたしなぁ。
「CDを作る」ってのは、単純に「音を録る」ってのとは違うワケで。
それは演奏する人にとってもモチロンな事だけど、今回自分では全く演奏をしないで、プロデュースというかディレクターとして関わったので余計に感じています。
そういった意味では、ただ普段のライブなんかでやっているような演奏を録音した「曲集」みたいなものでなく、明確な「こういう作品にしたい」というビジョンを持って参加できたことは、とても誇らしい「音楽家の仕事」だと思ってます。
それに辛抱強く応えてくれたエンジニアの臼井君にはとても感謝しているし、そういう「ただの録音」じゃない「作品創り」に関わった事を喜んで欲しいと思ってます。
もちろん「当人」である、チューバマンショーの二人にも。
プレイヤーなんだからレコーディングでは「演奏する事」がメインなんだけど、スタジオミュージシャンのように「ただ参加する」ではなくて、今回は「自分たちのCDを作る」という計画だったわけで。
その為には実際スタジオに入る前の準備や、演奏を録り終えたものを「どうするか」って事に対する知識が「演奏する事」以上に勝負どころだって「イヤというほど」わかったのでは無かろうか?
たぶん、レコーディングの作業工程や録り終った自分たちの演奏が「思っていたものと違う」という部分も多いと思うけど、それが普段ライブなんかをセルフ・プロデュースするのと違った「人の手が入る」という事だと感じて、次回作に向けた新たなアイデアを膨らますキッカケになるとおもしろいなぁ、と思ってます。
で、俺はというと、またこういった形で自分が演奏をするわけではないCDを早く作りたいなぁ、と思ってますんで・・・
誰か依頼してください。