ある意味おもしろい

「ねこのひと」いなくなったー

明日・横浜、明後日・下北沢と2連荘ライブがあるんでリハでした、東京中低域
前にも書いたけど、バンバン新人が増えてるんでリハも重要です。
元々、このメンバー増員計画はなかなか「全員集合!」とならない状況を見かねたバンマスが「何人か休んでも最低限の人数が揃うように」という・・・まぁ「アタマカズ」的意味合いではじめたってのもあるわけでして。(俺もちょくちょく休むからね)
で、本番がそんな状況なわけですから、リハなんてもっと揃わないのですな〜
慣れてるメンバーならまだしも、新人はピシッと来てくださいよとも思うんだけど、まぁそうも言えませんので・・・
というわけで「音が抜けてる状態」でリハが進んでいくのです。
和声の欠けた音に違和感を感じたり。
で、俺はベースラインを担当することが多いんですけど、それとコンビネーションの形になる「裏打ち」なんかが欠けてると随分「心もとない」場合があるのです。
たとえ「いた」としても、吹き方やリズムの取り方なんかは人それぞれで、あまりコロコロ変わるとやり辛かったりするんですよね〜
なんでか?っていうと、やっぱりそこに「どう絡むか?」ってのが曲がグルーブしていくのに非常に重要で。
だから、その「コンビを組むパート」の人の「クセ」みたいなものを掴むために、俺はリハに行ってるわけですね。
で、今日とある曲で隣で新人君が「裏打ち」を吹いたんですが・・・
これがいい!スンゴクやりやすい。
特別「ジャスト」とか「イーブン」のタイミングじゃないんだけど、ぐいんぐいんグルーブする。
こりゃいいね!って話をしたら・・・
「僕、明日休みなんです」・・・・・・・は?
なんじゃそりゃ?!
リハ来て本番休むって・・・
たしかに、音が欠けてる状態でリハするよりは来てくれた方が助かるけどさぁ。
明日、そのパートは誰か別の人が吹くわけね。
な・ん・だ・か・なー!
「バンド」とはいっても、メンバーもサウンドも「やる度」に変わります、東京中低域
お客さんはモチロン、メンバーも「その日行ってみないとどうなるかわからない」
ある意味、見逃せませんよ、毎回。

あ、そうそう。
なんか東京中低域のリハが終わるといつも無性に「聴きたくなる曲」があるんですね。
普段「アイポッド」みたいな携帯オーディオを使わないいんで、電車に乗りながら頭の中でイメージしてウズウズしてんですけど。
別に曲調も音楽性もマッタク共通点がないんだけど・・・
なんでだろ?
とにかく20年来すごく好きで「カッコいいなぁ〜」って思ってる曲です。

まぁ、たぶん俺はこういう音楽が一番好きなんだと思います。
ちょっと「後ろ目」のルーズ感さえあるベースやアッパーなラテンパーカッションのそれぞれの「点」がグルーブする感じ。
で、グイグイくる唄ね。
たしかに「バリトンサックス」は持ってるし、吹いてるけどなんで東京中低域にいるんだろう?俺。