「謙虚に行こう」

      

    新年あけましておめでとうございます
昨年に引き続き、今年も「バターの原料」が干支ですか!(←間違い)
かつて「ボクなんかコレだけですよ」をキメ台詞にしてる人がいました。
でも、あの人は「謙虚」とは真逆の他人を見下すかのように「みんなアレコレ持ち出すけど、ボクなんかコレがあれば充分」という意味合いで言ってたのです。
これは良くない。
歳を重ねたり、世界が広がると時として「チヤホヤ」されることもあったります。
そういった時に調子に乗ることなく、けっして劣等感ではない「俺なんか」っていうのを大事にしたいと思います。
いばったり、天狗になったりってのはちょっとの間、その「チヤホヤしてくれる人」の前では頂点に立てたとしても、それ以上世界が広がっていくことが無いんじゃないか?と思うのです。
なぜなら、絶対「感じ悪いな〜」と思う人がいるだろうから。
加えて昨年は「ありがとう」という言葉についてもいろいろ考えました。
その言葉が持っている意味や「重み」
それから単純に耳に心地良い「響き」
「たくさん使いたい言葉」だってホントに思った。
だから、常に感謝の気持ちを持って謙虚に生きて行きたいと思ってます。
結局、交友関係や活動範囲っていう「世界を広げる」ためには何をすればよいか?っていうと・・・
「自分を好きになってもらう努力を惜しまない」
コレに尽きると思うのです。
自分の事を猛烈に支持してくれる小数の人もモチロン大切にはするけど、その中で満足してどうする?
むしろ、そういった人ほど「もっと、もっと!」って、その数が増えることを期待してくれてるんじゃないかなぁ。
だから、もう「がんばる」は自分の為だけじゃないんだと思います。
「好きになってもらう努力」ってどうすればいいんだ?
自分を猛烈にアピールする方法もあるんだろうけど、いつも思うのは童話の「北風と太陽」
「他人に喜んでもらった結果、自分がやろうとしたことが完結する」
あの童話はそういう話でしょう?(あと「トゥーマッチな自己アピールは逆効果」な)
俺も音楽っていう「楽しませる」というものすごくシンプルな言葉が入った事に関わっている以上、いつもそういった姿勢でありたいと思います。
「いつもありがとう」と言える人がひとりでも多くなるように、演奏したり曲作ったりします。
あと、月並みですが「検挙」されないように・・・って駄洒落で新年のあいさつにかえさせていただきます。
本年もヨロシクお願いします!

鬼頭哲