極西旅・うきはin

ガッツリ呑んだのでノンビリ起きる。今日のミッションは移動のみ。
昨日書いた「スゲー家」なんですが、玄関入ったトコに大分県指定の「有形文化財」のプレートが。

まぁ、由緒正しき建物をキレイにリフォームして使ってるみたいなんですが、ホント「お金を払って見学する」みたいな建物だったのです。一応「一般家庭」なので、あまり写真は載せませんけど。
さらに!ですよ。広くてステキなお庭の真裏を日豊本線が走ってて、2階の食堂(広いからあえてこう呼びます)から目の高さで列車が見える!

タマラン!!!
いや〜可能ならもう2・3日ここに居たい!(何故かは後ほど)
まぁ、そうも言ってられないんで「お世話になりました!」をして市街地に戻りみんなでコインランドリーへ。今日も「夏休み」のような景色になごみます。

しかし「夏休み気分」もどこへやら、その後みんなで「防寒具」の調達へ。
今夜からお世話になる「うきは」で我々が泊まるのは「廃校になった小学校の体育館」だそうで、昨夜現地入りしたメンバーから「おそろしく寒い!」という情報が入っていたのです!
標高700mの山の中。
ね、そんなトコ「早く行きたい!」なんて思わないでしょ?
さらに「ソフトバンクの電波が入らない」とも。
ガーン!向こうでいろいろ作業とかしようと思ってたのに!
大勢いる中毒状態の「iPhoneユーザー」も固まってます。
まぁ、そうも言ってられないので俺、立花くん、コーイチくん、まりちゃんの4人チームは「うきは」に向かいます(残りの2台8名はさらに別府で温泉など入ったらしい)
大分道で福岡方面に戻り、インターから街を目指しひとまず「うきは」の駅周辺をリサーチしようということにしたのですが・・・なにもないな〜思った以上に。
で、「まだか?まだなの?」っていうぐらい山道を登って・・・いや、景色はホントすばらしいのですよ!
ポツポツと点在する集落は、福岡出身のコーイチくんいわく「壇ノ浦の落ち武者がルーツ」だそうで、なかなか立派な建物ばかり。結構な観光気分です。

で、ようやく「うきは公演」の本部である「イビサスモークレストラン」に到着。(今回の位置関係としては、ふもとに一番近いのが「イビサ」、そこから山道を10分歩いた所に会場、そこからさらに10分歩いた所が宿泊先という形になります・・・これを何往復したか)
で、気になっていた「廃校になった小学校の体育館」も早速見に行ったのですが、イメージとは程遠く「廃校」になったのも、この前の3月。建物自体も2001年に建て替えられたもので、ものすごくキレイ!

ボロボロの「お化け屋敷」みたいな場所を想像してたからねー!
さらに、いかにも「効きそうな」ストーブが2台も導入されている!
スッカリ拍子抜けして、4人でうきは市街地に車で戻り「筑後川温泉」へ。
で、ひとっ風呂あびて、また山を登りレストランで晩御飯出してもらって。
山道を20分歩いたのですが・・・ものすごくキレイな月が出ていて。
ほとんど街灯も無いような場所なのに・・・だから「余計に」なんだろうけど明るい!
月で「影が出来る」なんて、なかなか経験できないですよ!
小学校のグランドなんて「キャッチボールができるんじゃないの?」ぐらい。
気分もアガったし、想像してた「被災地の避難所」みたいな悲壮感のある場所でもなかったので、遅くまでみんなで酒盛りとなりましたー!