ようやく現在

イタリアじゃない

ながらく「未来予想ズ」というタイトルでお知らせに使ってた今日の日付の日記がようやく更新できる日がやってきました(なんか回りくどいね)
深夜に松ちゃんと「ムーンライト信州」で東京を出て早朝4時30分過ぎに松本着。
ホントは塩尻で乗り換えれば良かったんだけど、名古屋方面への始発待ちが2時間以上あって、調べた範囲では駅前に何もないみたいなんで時間つぶしも大変だろうと松本へ。
で、駅前のマックを「基地」にして交代でブラブラしたり。
ようやく明るくなった6時過ぎに中津川行きの普通列車で松本を出発。
この車窓が良かった!
俺が小さかった頃は、まだかろうじて蒸気機関車が走っていたので鉄道好きの父に連れられよく来ていた「中央西線
ある意味、俺の「原風景」とも言える慣れ親しんだ景色なんだけど、今日ほどシミジミと再発見の多い興奮するような経験はなかったかも。
3週間の欧州旅中に、新鮮に感じていた風景も案外「ここも同じなんだ!」と思える部分があったり。
逆に普段「当たり前」に思ってて、それこそ「全世界共通なんじゃないか?」ぐらいに思ってた部分が「実に日本的」な「ならでは」の景色だったんだなぁと気付いたり。
たぶん、これは景色に限った話じゃなくて、そういった無意識の「ならでは」ってのが自分の中にはあって。
ことさら「日本人である」ということを意識していなくても、あえて邦楽のエッセンスを取り入れることをしなくても、ロックやジャズといった外国の音楽をやる中で「ならでは」とか「らしさ」ってのがあるんだろうなぁ。
それはもちろん「日本」という大きな括り以前に「俺」という単位の中にもあるハズで。
自分の中から自然に出てきた「らしさ」ってのがホントに「俺にしかできないこと」として必要とされるようになりたいなぁ、と思うわけです。
夜は愛知県一宮市の「日本三大」というわれる七夕まつりの「ラブたな」というイベントでKABB!
ここ数年、特に先日の北海道ツアー以来「聴く人を楽しませる」という喜びとコツをバッチリつかんだメンバーとの演奏はただひたすら盛り上がって。
このお祭りに参加したどのバンドともあきらかに違う「KABB!ならでは」だし「KABB!にしかできないパフォーマンス」だったと思います。
もちろん、無理に「他の誰もやってないことをやろう!」なんて力んでませんよ。
10年やって身についた俺たちの「自然なスタイル」