三文の得とは良く言ったもので
グダグダと長い話になりますんで「グダグダと長い話」が嫌いな人はトバして下さい。
昨日「キコキコ商店」に行った時、末木さんと話ててどういう流れだったか「松っちゃんがカニ買うって張り切ってる」って話になって。なんか帰りの飛行機に乗る前の朝に市場に行くみたいな話を聞いてたんで、それを末木さんにしたんですね。
で、ホテルからわりと近い「二条市場」の話をしたら、末木さん曰く「あそこは高いよ!」「地元の人は絶対行かないよ」と。
で、これもどういう話の流れだったか忘れたけど「鬼頭さん今回は海の幸堪能したの?」みたいな話になって。「う〜ん・・・まぁ」という返事をしたら「いい店がありますよ」と。
なんでも川口さんやら関島さんといった「キコキコ」によく出演される人が「必ず行く」という寿司屋があるらしい。さらにそれは「中央卸売り市場」にあるそうで、そこに行けば松っちゃんの買い物も安く出来ますよ。という話。
何度もここに書いてますけど、俺的に寿司って「さほど」なんですよね。
もちろん、ここでいろんな土地に行っては美味そうな寿司喰った話を書いてるぐらいで「嫌い」とか「食べられない」という事ではないのですが。
一般的にみんなが「寿司!寿司!」というほど「ごちそうランキング」が高いわけではない、という。
同じようなポジションにあるのが「カレー」だったりするわけですけど。よくいますよね「寿司が一番好き」とか「カレーなら毎日でもいい」っていう。
俺にとっての「ラーメン」みたいなもんだから「理解できない」というわけではないし、美味しい寿司やカレーは好きだけど「北海道に来たんだから絶対寿司!」というほどではないという。
だから「う〜ん・・・まぁ」ぐらいの「さほど」なわけです。
まぁ、それでもせっかくだし、そこまで「絶対行く」という人がいる店だし、松っちゃんの事もあるし、「市場」って場所そのものも好きだし・・・なにより末木さんのオススメだから「間違いない!」と丁寧な案内のメモをもらったのです。
で、昨夜会場までのバスでその話を松っちゃんにしたら、夕方に二条市場をリサーチして「これは手が出ない」と諦めていたみたいなので「是非、行きましょう!」と。
さらにその話を聞きつけた山口くんも「起きれたら一緒に行く」みたいな事になって・・・昨夜は早く寝たわけです。朝5時半に目覚ましをセットして。
で、今朝は昨夜ホトンド呑んでないからピシッと目が覚めて、同室の松っちゃんを「行くよ!」と起こしたら「う〜・・・ヤメてもいいですか〜」と。
聞けば3時ごろまで呑んでたらしいじゃないか。それもジンギスカン食べ放題、ってそりゃ無理だ。
「なんじゃそりゃ〜!」という気がしないでもないのですが・・・・まぁしかたない。
で、まぁ一応山口くんが起きて来るかもしれないんで、ホテルの下まで降りて。「まぁ一応」ってのは、さっき書いたように俺は「さほど」の人なので「山口くん来なかったら中止にしようと」
わざわざ地下鉄に乗ってまで寿司でもないからなぁ。
そしたら、昨夜同じようにあまり呑まなかった山口くんが早朝とは思えないサワヤカな「寿司モード全快」で「おはようございまーす!」と。
こりゃ行くしかないね、と思わず笑ってしまったよ。
で、大通り駅から6時9分始発の東西線に乗って二十四軒駅へ。そして「中央卸売り市場」を目指したのですが・・・
近づくにつれ、あの「ターレット」でしたっけ?築地なんかの場内でも見かける、そしてなんだか見るだけでテンションが上がる「働く男達の乗り物」が
フツーに公道を走ってる!
写真ではわかりにくいけど、一般の車やトラックも結構走ってる道ですよ!「ナンバーも無いのにダメでしょう!」と大苦笑しつつも気分がアガるよね。
で、よくテレビで「太った人」がどんぶり飯を片手にウロウロしてお店から刺身なんかをゲットして海鮮丼を作る「グルメ番組」のロケ地になる「場外市場」には目もくれずに(やっぱそこは観光客相手なんで二条市場なみに高いです)場内に入り目指すお店へ。
結論から言ってしまうと「スゴかった」ホントに美味しい、そんで安い。
「寿司好き」の山口くんをもってしても「こんなに美味い寿司はそう喰ったことない」とまで。もちろん「この値段で」ってのもあるんろうけど、小ぶりでひとつずつ出してくれるから種類もたくさん食べれて大満足です。「札幌で一番」ってのもわかるな〜
山口くん、静かに「なう!なう!」を連発しております。
実は末木さんには「予約していった方がいいよ」と言われていたんですが、もしかして行かなくなるかもしれないし人数もハッキリしなかったから「飛び込み」で行ったのです。
6時半過ぎに到着した時は運良く入れたんだけど、店内の電話横のボードには「本日の予約」が時間と共にズラーッと!
実際、俺たちのより後に同じく「飛び込み」の予約ナシで来てたお客さんは「10時まで満席です」って断られてたもんな〜
というわけで、お店の名前は内緒です。まぁ何件かある場内の寿司屋の「どれか」ってことで。
お店を出た後も「楽しい場内」をウロウロして、山口くんは同じく「寿司好き」という奥さんに「せめてもの罪滅ぼし」とばかりに大きなホッケや鯖の干物(これまた安い)を買ってました。
カニも安かったですよ、松っちゃん。
こんな「笑っちゃうぐらい」卵持ったカニが・・・まぁこれ以上言っても悔しいだけだろうからいいか。
てなわけで、ふたたび地下鉄に乗ってホテルに戻ったのは出発時間に余裕の1時間半前。
今朝も絶景の「DAIYOKUJOU」行ってサッパリしてまたビール呑んで。
さらに朝食バイキングも冷かしても、まだ時間ある!
10時に空港に行くバスに乗り込む時の「昨夜深酒したチーム」のヨドンデルことったら!
もちろん、それぞれに札幌を満喫したんだろうけど。少なくとも今朝に関しては一番有意義に過ごせたんじゃないか?とちょっとした優越感ですね!!!
フフフ・・・