縁と純は似てますね

おなじく電車好き

え〜っとなかなかコンプリートしない「渋さ知らズ・ヨーロッパツアー2011」の日記ですけど(それでもちょこちょこ更新はしてるんですよ→ためしに下へスクロール!)
ちょっとフライング気味に・・・というか、旅の中ではわりとどうでも良いことなので「番外編」的に最終日にミラノに寄った時に思った話を。
(相当長くなります)
飛行機のフライトまで時間があったので、先発隊を見送った後ミラノの市街に出かけたのですね。
で、全員でゾロゾロ動くのも足が遅くなるんで適当にバラけたんですが。
俺はヤスと次の日のタイに向かう水野さんと3人でミラノ中央駅近辺で飯でも喰おうということになったのです。
で、その名も「Bar New York」という絶対観光客が行かなそうな、それでいて地元の人で結構にぎわってる店に入ったのです。
「New York」といってもイタリアンのお店で、これが大当たり!味も値段も素晴らしく、これまで入ったイタリアのどの店よりも美味しかったんじゃないかなぁ?(フェスのオゴリ飯を除いて)
それでも、やっぱりネーミングがオカシクて「なんでミラノ来てニューヨークやねん!」なんて水野さんは笑ってるんですけど・・・
その水野さんを見て俺は「なんでこの人とミラノで飯喰ってんだろう?」と、フと思ったわけです。
もちろん、これは「なんでこの人と一緒に飯を喰わなければいけないんだ?」ではなくて。
ホント、心から「不思議だなぁ〜」と。
以前にもここで書いたけど(2011-01-15 - うさぎのえさ)水野さんとはもう30年来のつきあいで。
最初に会ったキッカケってのが、俺が中学受験のために行っていた塾で、たまたま前に座っていた人と仲良くなって。
いろいろ話しているウチにお互いの兄貴が同じ学校に行っていて(俺たちが受験しようとしてた学校)さらに同じブラスバンド部に所属してるってことがわかって!
その「たまたま前に座っていた人」ってのが水野さんの弟だったわけですね。
で、小学6年の12月だったかなぁ?受験を間近に控えながらも、水野くんの家に遊びに行ったんですが、その時「たまたま家に居た」水野さんに会ったのが最初だったと思う。
その後、俺は無事合格してブラバンに入部したんですけど、中高一貫の学校でブラバンも中高合同だったんで、水野さんが高校1年の先輩ということになったのです(俺の兄貴は高3で、すでに引退)
楽器はパーカッションをやってました。
学年が離れているので「一緒に」ということはほとんど無かったと思うけど、文化祭に出るバンドでフュージョンのドラムなんかも叩いてたな。
まぁ、いわゆる「オモシロイ先輩」で、部活の本筋以外の・・・今考えれば「よくあんなメチャメチャなことやったなぁ」という遊びを(ただし合法)常に部内に持ち込む「後輩から慕われる」悪い先輩だったと思います。特に合宿なんかでは朝まで徹夜で遊んだりしましたね〜
で、水野さんは卒業して東京の大学に入って。俺が高校生の頃2回ぐらい桜上水だったかのアパートに泊めてもらいに行ったかな?
その後はちょっと疎遠になって、ブラバン時代の仲間の結婚式で会ったぐらいだったか?
で、たしか2002年か2003年・・・もっと後だったかなぁ?とにかく情報誌かなにかで見たといって、同じくブラバンの川上さんって先輩と2人で横浜エアジンの渋さを見に来た。
(ちなみにこの川上さんもその後ロンドンに赴任して、中低域のツアーで行った時に飯喰ったんだよな)
それから、ちょくちょく渋さに来るようになった・・・ってのが「今日に至る」になるのか?
たぶんそうだな。
そういえば、たまたま「アムステルダムにいるから」って、渋さのビムハウス公演に来たこともあったし、2008年のカナダツアーにも来てたか。
だから「いまさら」ってのもあるけど、あらためてミラノで思ったんだよな〜
「不思議な縁だなぁ」と。
誰でも「この人に出会ってなかったら」っていう相手がいると思います。
楽器をはじめるキッカケになった人とか「この仕事がしたい」と思うようになった人とか。
そういった意味では、言い方は悪いけど水野さんって俺の人生に何の影響もない人なんですけど(遊びのスピリットは影響受けてる気がしますが)・・・そこがかえっていいんですかねぇ〜?
水野さんも多少は「俺がいるから」ってのが入り口にはなってるかも知れないけど、渋さ以外にも不破さんや辰巳さんの他のライブにも結構行っていて、面識があったり仲良くなってるみたいだから、たとえ俺がいなくたって渋さの旅に付いて行ったろうし。
どうでしょう?皆さんの周りにも俺にとっての水野さんみたいな関係の人っていますか?
願わくば、というか。
最初の方に書いたけど水野さんも太鼓なんか叩いてたってのがあるんで。
オチャラケやサウンドチェックの時にでもいいから一緒にステージで演奏してみたいとも思うのですが。
たぶん、そういうことは絶対しない人なんだろうなぁ〜ってのも良いんですよね。