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見た人もいるかもしれないけど、夜中にダウンタウンの浜ちゃんの番組で、劇団ひとりがキダ・タローに歌を習いに行くってのをやっていた。
ひとりはミーシャの「エブリシング」が歌えるようになりたいってやつで、お笑い番組だから冗談半分みたいなやりとりにも見えるけどキダ・タローの言っている事は実に的を得ていて痛快。
「唄とうてみぃ」と言われワンコーラス歌ったひとりに「何がやりたいんだ！」と。
キーが合ってないから、どれだけやっても何を教えても絶対上手く唄えるようにはならない、と先ずは「ミーシャのように歌いたい」という気持ちだけで、自分の事を客観視できていない事を指摘。
ふたたび出だしを歌わせて「それであってると思うか？」あってると言うひとりに
タ「何回この曲聴いたんや？」
ひ「100回は聴いてます！」（自信たっぷりにね）
タ「2000回聴け！」
いや、痛快。ホント笑い話じゃなくてね。
その後タローはひとりの気付いていない部分部分の細かい「節回し」の箇所を教えたりしてたけど、要は「耳コピ」は大事だよってはなし。
大抵の素人がほとんどできてない本当は大切な事をパパッと２つ指摘して、なんとなくモノにしちゃうトコが流石。

と同時に「虎の穴」の先生も流石。