あまりわらえない

悪ノリはヤメレ


さて、2chmixiで話題沸騰だった「スプー」。そろそろ落ち着いたみたいだからソレについて。
あれよあれよという間に異常に盛り上がってたし、最近のネットの「悪ノリ」ってちょっとどうかとも思ってるので、スルーしてました。
「絵が下手」とか色々言われてるけど、俺が「もしや?」と思ったのは
「本人にはホントにそう見えている」
ってやつ。「え〜!そんな事ありえな〜い」と思うかもしれないけど、あのお姉さんはいつも本物(ぬいぐるみだけどね)と一緒にいるんだよ。よくバラエティーなんかでやってる「記憶でドラえもんを書く」ってのとは訳が違う。ホントにいるんだって!そういう人。実際自分の周りを見渡したり、自分自身も含めて、よく考えてみて。
「本人はそう認識している」ってやつはハタから見れば、まったく理解不能なんだけど「本人にとっては正解」なんだよな。
たとえば、俺がバンドの音源なんかを渡して「こういう風に演奏して」って耳コピをお願いして、聞いて来てもらっても、出てきた音が「なんでそうなるの?」って事があるけど
「本人にはホントにそう聴こえている」って事でしょ?
なにか特別な「自分自身の表現をしてね」ってのと違って「そっくりそのまま同じ事をやってね」ってのは、もう「下手」とかのレベルで話す事じゃないんじゃないか?「認識が違う」んだもの。
「ココが違う」「ココも違う」ってやったところで、「そうですか」ってなんとなく納得してないような顔をされていたのは、そういう事だったか!
程度の差こそあれ、そういうのってあるんじゃないかな〜「気付いてないから正解だと思っている」みたいな。
俺は今まで何度も「スプーの絵描き唄」を見た気がするんだよ。
「こりゃヒドイ!」「怖ぇ〜よ!」「似てね〜!」
よ〜く考えたら、あまり笑えないハナシなんだな。