そういうことか

馬鹿ゲー


パズルの類が結構好きなんだけど、またもや「ついウッカリ」ハマッてしまった。
http://www.gamedesign.jp/flash/sanjuku/sanjuku.html
「三文字熟語を作る」という実にシンプルなゲームなんだけど、これがおもしろい!中には「これ熟語か〜?」みたいな意外な物も含まれていて、余計におもしろい。
で、「四字熟語バージョン」もあるので、さらにおもしろいかと試してみたがちっともおもしろくないのだ。不思議だなぁ。
もちろん理由は簡単、俺が「四字熟語を知らないから」、知っていれば「三文字」みたいに楽しめるんだろうけど。
「魑魅魍魎」とか「一喜一憂」みたいな「四字熟語」と違って「三文字」の方は「結果論」「大雑把」とか「北海道」「一輪車」みたいな普段使っている言葉が隠されているのが、いいんだと思う。
つまり「知っててあたりまえ」の事に「気付くか・気付かないか」ってゲームだから、だれでも楽しめるって事だ。逆に言えば「知らないとわからない=出来た事が自慢になる」っていうゲームはウケにくいんだろうな。
でも、昔はクイズってそういうもんじゃなかったっけ?
今、テレビでも「クイズ番組」ってほとんど無くなってしまった。「やってるじゃん」っていうかもしれないけど、今テレビでやっているのは「ウルトラクイズ」みたいな、問題をズバズバ当てていくのを見て「スゲースゲー」って楽しむ番組では無い。「出来て当たり前」の事を「知ってるか・知らないか」でそれを見て笑う番組だもん。
なんで「人よりもスゴイ人」がモテハヤサレル番組が減ってしまったのだろうと考えたら、原因は「テレビチャンピオン」みたいな「何々王」みたいなのが流行ったからじゃないだろうか。
「大食い」や「早食い」、ラーメンやカレーの「知識」。そういった物をいちいち競っていたけど、いろんなチャンピオンが増えすぎて「だからなんなの?」と飽きられてしまった。「スゴイのはわかるけど、だからなんなの?」と。
「クイズ王の豊富な知識」なんて素直に「スゲー」って感動しときゃ良いとも思うんだけどな。

ただ「良いな」と思える事もあって、特殊な技能を必要としない、例えば「知識」よりも「気付き」で勝負ができるようになったんじゃないかって事。特別な訓練を積むとかではなくて、誰にでも出来る事であれば多くの人が興味を持つ事が出来るのは確か。前から「勉強が出来る」イコール「頭がいい」とは思っていなかったから、この流れはうれしい。頭は「回転が速い」ってのがキテルね。
という訳で、コレはどうだ?日本が産んだ最高の「馬鹿でもできるパズル」
http://www.gamedesign.jp/flash/numplace/numplace.html
なんの知識も必要ない、計算も出来なくていい。ただ「気付き」だけが問題のゲーム。
結構「良い癖」が付くと思うんだな、普段いろんな事をする上で。