紫陽花の唄

紫陽花にしようか


6月といえば、最も好きな花「あじさい」の季節ですね。
日本といえば「さくら」ってイメージが強いですけど、それ以上に「日本らしさ」を感じさせる「あじさい」綺麗だけど「奥ゆかしさ」も兼ね備えた優しい雰囲気が大好きですね〜たいそうな場所に行かなくても、そこら辺の道端に結構立派なのがあるってのも好感が持てる。
空に虹がかかった時にピッタリ来るのは、ハワイのトロピカルなビーチなんかより、庭先のあじさいですよ。
実際、「あじさい」をタイトルにしている曲もたくさんあって、どうやら「あじさい好き」は結構いるみたい。「味彩」という当て字がぴったりなのか、食いもん屋の屋号やセット料理の名前にも使われてるしな。
話は変わるけど、「あじさい」をタイトルにした曲の一つに、サザンの原由子がソロで歌ってる「あじさいのうた」ってのがあるんだけど、EPのシングルレコードの頃のリリースだったのでプレイヤーに乗っけて「さあ、聴こう」って時に45回転じゃなくて間違えて33回転でかけてしまったことがある。
そこで、びっくり!
ゆっくりもったりとはしているが、その歌いまわしは、まんま「大瀧詠一」じゃないか!「あんめにぃ〜」ってトコとか「さ〜いてぇぇたぁ〜」ってトコとかすごい似てる!さらに聞き込んでみると、そのメロディーや曲調は、実に「ナイアガラ的」とも言える。
で、一度そう思ってしまうと、45回転の正調バージョンを聞いても「大瀧詠一のカバー曲」にしか聴こえなくなってしまった。作詞も作曲も原由子本人なのになぁ〜
原由子の人となりは良く知らないけど、たぶん大瀧詠一の事が好きなんじゃないだろうか?俺も好きだからなんとなくそんな気がするんだよね。
っていつのまにか「大瀧詠一好き」のハナシになってるじゃないか。