「ネック」がネック

飽きないね〜


さて、先日も書いたけど渡欧まで一ヶ月を切りました。
で、これも書いたけどその間にライブがほぼ2日に一回の割合。場所も昨日の山梨に始まり、東京の7回が一番多いとして、名古屋2回、新潟、広島、大阪・茨城が各1回と結構盛りだくさん。
長年バリトンサックスを吹いてきて「今更」なんだけど、今月頭の大阪の時に結構「壊滅的」に首を痛めてしまいまして。
東京2日・大阪2日のたかだか4回連続っだったのに。
で、何日かしてようやく回復したものの、ちょっと「首痛」はクセになってしまいそう。
そんで、この先の1ヶ月。さらに欧州1ヶ月半。
イヤでも慎重になるよね。
というわけで、昨日のライブから「新兵器」を導入しました。
「兵器」というほど大そうなものでもないんだけど「ストラップ」ようするにサックスをぶら下げるやつですね。
一般的には「首」から下げるものが最もポピュラーなんだけど「ハーネスタイプ」ってのもありまして。
肩と背中で支える感じです。逆さまにリュック背負うみたいな。
ところが、俺コレ嫌いなんですよ、相当昔に一度使ってみたんですがね。
たしかに「首」には一切負担がかからないから、すごく楽でホントにバリトン吹きの使用率も高いんだけど、サックスを支えるストラップと右手と口のバランスが自由に取り辛くて・・・まぁ「ナレ」の問題もあるんだろうけど。
それから「カッコ悪い」って致命的欠点もあるし。
以来、ここ15年ぐらいは首から下げるタイプオンリーでやってきました。「ネオテック」ってメーカーが結構良かったんだけど、これがすぐ壊れたんだよな〜トータルで4本ぐらい買ったか?
で、最近2年ぐらいは「レイハーマン」の太いタイプを使用してたんだけど、コレが首に悪かった。
もう「カッコ悪い」とか言ってられないんで「背に腹は変えられん」と「ハーネス」も視野に入れたストラップ選びを先日リハのついでに「イシモリ」でやったんですわ。
そしたら「首下げ」とも「ハーネス」とも違う、言うなれば「ハーネス的負担で首下げ並みの自由度」の「ショルダーストラップ」というのを発見しまして。
http://www.grand-duke.jp/main_frame.html
コレ、実によろしいです。
ルックスも「まぁハーネスよりはマシ」
装着して試奏してみると、こころなしか音色も明るくて「抜け」が良くなったような・・・
「そんな馬鹿な」と思うかもしれないけど、以前中低域の鈴木君に聞いた話でフック(サックスに直接引っ掛ける部分)の材質や引っ掛ける「向き」でも音色には影響があるそうで。
確かに材質は納得できるよね、「指賭け」なんかもプラスチックと金属、メッキの種類で全然ちがうもんな〜(ちなみに俺は左手親指置きはプラチナ、右手親指賭けは金のメッキのものに交換してます。
「向き」はちょっと謎だけど。
さらに「ショルダー」は首を締め付けないから当然息の流れも良いしね。
オススメですよ。
ふだんマウスピースも含めて、めったに楽器の付属品なんて買わないから、ちょっと珍しい日記を書いてしまったじゃないか。