ホットカレー

突然ですが、昨年（一昨年？）ぐらいから、にわかにマイブームになっていた漫画のハナシ。
俺は「週刊モーニング」で初めて知ったんだけど「福満しげゆき」という漫画家で、最初そのモーニングに載ってる「僕の小規模な生活」って漫画の「場違いさ」に目を引かれたのであります。
で、調べてみると「やっぱり」というか「ガロ」の出身みたいで、いわゆるメジャー誌にはおよそ似つかわしくない画風や内容に「モーニングやるね〜」と思ったワケです。
以前にも書いたけど「週刊モーニング」はもう20年ぐらい読んでて「いかにも」って王道の作品も多いけど、たまにちょっと「実験的な」作品が紛れ込んできておもしろいんですね。
で、まぁ最初の頃は不定期に掲載されていた「僕の小規模な生活」を「お、また載ってるな」と喜んで読んでたんですが、昨年週刊連載になってからは、もう「僕の小規模な生活」を楽しみに毎週モーニングを買っていたと言っても過言ではないぐらいハマッたのですよ。
もちろん「おもしろい」ってのが一番で、さらに際立って「どう？」ってワケじゃないど、この人感心するぐらい上手いと思う。
で、昨年の10月ぐらいだったかに一時休載になってしまって「毎週読めないじゃないか」と他の単行本なんかも探しに行ったほどです。
で、今日発売されたモーニングを見たら「次週より連載再開」の記事が！
あー楽しみだ。
ところで「僕の小規模な生活」は作者自身が主人公で描かれているハナシなんですが、その中で作者の奥さんが身内の不幸で実家に里帰りするってエピソードがありまして。（現在東京在住、実家は熊本）
奥さんはひとり東京に残る作者のために、カレーを作ったりご飯を小分けして冷凍したりとか不在時の旦那さんの食事の用意をちゃんとやってから出かけて行ったわけですね。
びっくりはしないけど、普通そういうもんなんでしょうか？
まぁ「無駄遣いしないように」とかそういった事も考えてなんだろうけど「自分でなんとかしてね」で済むハナシじゃなかろうかねぇ？子どもじゃあるまいし。
奥さんの事は「優しくて、良い奥さんだなぁ」と思うけど。
それでも、俺だったら放っとかれた方が良いかな。それこそ「ここぞ」とばかりに自分の好きなものばっかり食べたり、味付けも普段できない事ができたりとか、少々いい加減でも誰かに食べさせるわけじゃないからって「テキトウ飯」作ったりとか。
と、まぁ実は今ウチの人も帰省してて1週間近く留守なんですけど。
食事に関してはまったく困らないどころか、結構楽しんでたりもする訳です。
明日は、いつもなら絶対作れない「すんごく辛いカレー」でも作ろうかな。