素人の習性

bousisensei2008-10-26


池袋「あうるすぽっと」で渋さ知らズ
今日は一般公募したワークショップ受講者と一緒に舞台を作り上げて、共演するという試みです。
音楽班・踊り班・美術班に分かれたワークショップはおよそ100人ぐらいいたのでしょうか?
ようするに、ものすごく大勢の素人さんと一緒だったわけです。
とはいえ、踊りや美術の人達とは本番に絡む以外は、それほど関係性もなかったので、実際は音楽班のワークショップ参加者とのやりとりだったんですけどね。
それに、踊りや美術班は何日もワークショップをやってきたのに対して、音楽班は今日一日だけ。
楽ちゃあ楽なんですけど、その分大変な部分もあって・・・
みなさんは舞台に立っている人をパッと見て「あ、この人は素人だな」って一番に思う部分てどこだと思いますか?
なんとなく、俺はそれがわかっていて(というのも「素人の扱い」にはそこそこ慣れているのです。)
で、必ずといって良いほど「それやるとカッコ悪いよ」って事を素人さんはやっちゃうんですよね。
ホント、必ず。100パーセントやる。
う〜ん、上手く伝え切れなかったなぁ。ちょっと不本意
特に音楽班は「身ひとつ」で舞台に上がってる踊りの人達と比べて「楽器」に頼ってしまうところがあるのですね。
演奏のテクニックに関して言えば、かなりの腕前の人もいたのですが・・・
たしかに「ワークショップの参加者」でもあるのですが、お金を払って見に来てるお客さんがいるわけで。
となると「生徒さん気分」の発表会みたいじゃマズイじゃん。
と、思うのですよ、俺は。
その辺は踊り班の中で、何人か立ち振る舞いの堂々とした人もいて「お〜これはこれは」と関心したり。
に比べると、ちょっと不甲斐なかったぞ、音楽班。
ま、いろんな意味で楽しかったんですけどね。
「楽しかったから良し」にはしたくないなぁ。
「またの機会」があったら、もう一度。もっとキチンとワークショップやってみたいですね。
だから、今回参加した人は「一回やったからもういいや」じゃなくて、今度も来て欲しいと思いました。
アンケートやネットの感想でワークショップ参加者に対して辛口な意見も結構見たけど、半分ぐらい責任はこっちにあるのです。
その辺を見に来たお客さんにも参加者にもわかってもらいたいなぁ、という気持ちと「次回は」という作戦を考えつつ。