大人になりましょうよ

bousisensei2008-11-28


「今見た」(ここを)という人にはわからないと思うのですが、この文章をアップする何時間か前に予告を書いていたのです。
そしたら、予告にコメントが着いちゃって・・・
期待しているハナシとは、若干違うと思うんですがね。
え〜っと、今月のはじめの9日の興奮も覚めやらぬ鬼頭 ブラス東京公演ですが(というのはウソで「え?今月の話だっけ」というぐらい前の気がしてます)早くも来年3月に次回が決定していまして。
みなさんにとっては鬼が笑うずいぶん先の話だとは思いますが、もう準備がはじまっているのです。
と、いうわけで会場担当者と打ち合わせに鬼頭ブラス企画担当と行ってきたのです。
で、あらかじめ言っておきますけど、この会場担当者はいかにも「仕事ができる」って感じで、話も明快、説明もわかりやすく、たぶん「いい人」でもあると思います。
でも、なんか「カチン」とクルのです。
仕事の出来ないドン臭い奴に腹が立つ、とかとは全然違う、むしろ真逆なのに、なんか頭に来る。
打ち合わせをしながら、ドンドン不機嫌になっていったのです。
たぶん、頭もすごく良い人なんだと思います。
それに、イベント担当という事で、同じような説明をそれこそ何万回としてきて、中にはびっくりするほど「ものわかりの悪い人」ってのにも、根気良く対応しなければならない事もあったでしょう。
その気持ちはわからないでもないのです。
でも、頭の良い「業界人」特有ともいえる「スノッブさ」が鼻につく、事務的な口調に「う〜ん・・・」と。
「あれ?この人は俺より偉いのか?」と一瞬錯覚するような・・・
で、同席していたウチの企画担当は、そんな俺の心情がバレバレだったみたいで、打ち合わせが終わった後、店を出て「合わなそうな人でしたね」と。
「あ〜怒ってるなぁ、と思いました」と。
バッチリ言い当てられまして・・・
そうなると、もう決壊したダムのごとく「我慢してた俺」の話が出てくるのです!
あの担当者にとっては「言いがかり」以外の何物でもないような話が。
あげくの果てに「せめてお茶ぐらいだせ!」と、実に「小さいなぁ」って文句まで。
で、そこで「はっ!」となって「文句ばかり言って悪いね」とあやまったら・・・
「おもしろいから、いいですよ」と。
いやいやいや・・・いかんなぁ〜こういう所。
「大人にならんとなぁ」と新宿ピットインに向かったのです。
今日は演奏ではなく客として。
大阪から4カ所一緒に周ってきたデビッド・マレイが帰国前の最後のセッションをするってんで、お別れがてら見に行ったのです。
と言うのは「建前」か?
とにかく、メンバーがスゴイ!一応サックスのマレイさんが主役という事にはなってるものの、ピアノが山下洋輔さん、ギターが内橋さん、ベースが不破さん、ドラム芳垣さん。
リスペクトはするとしても、マレイさんを主役として「立てる」ような人がいません!
むしろ「デビッド・マレイなんぼのもんじゃい」ぐらいのもんでしょう。
そこそこ有名な外タレとのセッションで、これほどワクワクするシチュエーションは無いでしょう!!!
案の定
スリリングな場面連発!
でも、共演者にビール投げるのも投げられるのも大人気ないよなー(大爆笑)
いや〜諸先輩は人生の手本です。
良いもの見せてもらいました!