「それ相応」の安心

bousisensei2008-12-10


先月の末に『伝説の「サッポロ一番」5袋200円特売』のスーパーが潰れてしまって、悲しみに暮れている、という話を書きましたが。
「もう、あんな事はないんだろうなぁ」と近所の西友に行ったら「捨てる神あれば〜」とでも言うか、グレートバリュー・ブランドの新製品として「インスタント袋麺5つパック208円」が!
まだ、サイトには載っていないから、ホントに出たばっかりなんでしょう(http://www.seiyu.co.jp/pb/gv/gv_main.shtml
以前から、このブランドにはちょくちょくお世話になっているのです。
カップヌードル85円」とか。
ま、このカップヌードルも「なかなか」に日清のソレをパクった出来栄えで「この値段なら」という味なんですけど、袋麺はどうなんだろう?
誰か食べた人いますか?
なんか・・・なんだよなぁ〜
5袋買って「ハズレだったら」と思うと一瞬躊躇してしまう。
サッポロ一番」みたいに、定価で500円近くするものが200円となると「やった!」となるのだ。味も知ってるし。
しかし、元から200円ってなぁ。
安いのは良いことです!商品開発の人の努力もスバラシイと思います。
でも、グレートバリューに限らず、最近各社が力を入れている「自社ブランド」を買うときの
「ガマンしてる感じ」
って、ありませんか?
似た様な商品の中から選ぶ理由は「安い」という部分だけ。
で、実際「品質」は全く変わらなくて、むしろ「良い」場合だってあるだろうに「この値段だからなぁ」とイマイチ信用していないという。
さっきのカップヌードルだって、目隠しをして食べたら、ちゃんと「美味しい!」と思うんじゃないか?
つまりは「安さ」が「お得」を上回り過ぎてるという事ではないか?
そうなると、明らかに「信用」よりも「疑惑」が強くなっきませんか?
毎日、スーパーで疑いながら買物をするって、どうなんだ?
すべてが心理的なものだと思うのだけど、こういった「日々精神に与える影響」というのは結構ジワジワ来ると思うのだ。
日々ガマンをし続けるってのは「今は景気が悪いんだぞ」という事を意識させるには良いのかもしれないけど。
と、いうわけでインパクトはスバラシイと思うのだが、自社ブランドの定価をもう少し上げてもらえないだろうか?
で、その定価にバッテンをして、今売られている値段にするという。
そうすればグッと「お得感」が増すから、もっと安心して「わ〜い!」と買えるんですけどね。