大ファンと言えない

bousisensei2009-07-05

早めに起きて、先週に引き続き「早朝フリージャズ」のテレビを見る。
夕方から隔月恒例の「渋さ知らズ劇場」のために「マンダラ2」へ。
今日はゲストに歌とギターの久住昌之さんと、ゲストっていうか久々の小森慶子さん。
久住さんは元々まんがの大ファンで、おそらく作品は全部読んでると思う。
ライブも20年ぐらい前に名古屋で見たなー
そんな感じなんで「サインをもらおう!」と家にある本を持っていこうと思ったんだけど・・・
待てよ。
なんか「本持ってます自慢」みたいで、ヤラしい感じじゃない?
やっぱりね、家から持って行った本じゃなくて、サイン会の会場なんかで本人の目の前で購入して、そこにサインをしてもらうってのがスジでしょう。
だから、ヤメた。
一応、終演後に「まんが読んでます」みたいな話はしたけど・・・
これも「言うべきか・・・?」とかなり迷った。
と、いうのも俺がそういう立場の場合「うれしい」ってのもあるけど「恐縮する」ってのもあって。
で、ファンであればあるほど「思い入れ」みたいなのも強くて、力のこもった話が長かったり「あれも聴きました」「あそこでも見ました」と、だんだん「自慢?」とも取れるような・・・
こういう時「困る」ってのは無いんだけど、ひたすら「ありがとうございます」ぐらいしか返事のしようも無いのですねー
手紙とかならまだいいけど、目の前でってホント・・・「会話」にならない一方通行。
だから、ファンであることを本人にことさらアピールするのは気が引けるのです。
で、マン2が「そろそろ閉店」となって。
「せっかくだから」と有志で三鷹台の炉端屋に移動して打ち上げをする事に。
で、久住さんは一度家に楽器を置きに戻っての合流となったのですが。
散々、楽しく呑んで「ひと足お先に」と席を立たれる時、紙袋から「これ良かったら」と最新単行本をメンバーにプレゼント。
家に戻った時にわざわざ持ってきてくれていたのです。
「これみよがし」なところがなく、ホントに「サラッと」
いや〜実にスマートで、やっぱこういう人にクドクド「いかに自分がファンであるか」って事をアピールしなくて良かったと思います。
もちろん、ここぞとばかりにサインもらっちゃいましたけどね。