うそですよ

bousisensei2009-09-19

もう、随分昔の話ですけど、作家の立松和平さんがテレビで地元の宇都宮から大学生活をおくる為に上京してきた頃の話をされていました。
当時、お金が無かった立松さんは食堂に行って、その中でも一番安かった「オニオンスライス」という、それまで見慣れないメニューを注文したそうです。
で、当然「玉ネギを薄く切ったもの」がテーブルに運ばれてくる。
立松さんはしばらくそれに手を付けなかったそうです。
で、何分かして不思議に思った立松さんは店員さんに「あの・・・ごはんはまだでしょうか?」と。
つまり「オニオンスライス」を「オニオンス・ライス」だと思った立松さんは「一番安いご飯もの」だと勘違いして注文した、というなんともペーソス溢れる「おかし悲しい」エピソードなわけです。
まぁ、これはあきらかに「勘違い」の話で「立松さんが悪い」とまでは言わないけど、お店に「何か文句を言う」という状況ではないでしょう。
ならばこれはどうだ?
        
海苔じゃねぇか!!!
「ごはんじゃないですよ!」だろ?
貧乏な学生さんなんかが「あぁ、米の飯が喰いてぇ」って小銭握り締めてスーパー行って。
「あ!ごはんだ!」・・・・・・って、ねぇかそんなこと。
まぁ、なぁ〜「ごはんができたよー!」って呼ばれてテーブル見たら
「パンじゃねぇか!」ってこともあるしなぁ。