ヒドイ店みつけた(怒)

※いろいろメンドウな事もあるかもしれないので、以下実名での記述は控えていわゆる「イニシャルトーク」とさせていただきます。
「19時頃から演奏です」とT君に聞いていたんで「少し早めに行ったら一緒に呑めるかな?」と18時過ぎに着くように行ったのです。
で、駅に着いて「今ドコ?」メールをして。
「マックでパソコンしてます」って返信が来てスグに意味は理解出来たんだけど。
「君のパソコンはウインドウズじゃないか!」と突っ込みを・・・入れませんでしたけど。
で、ライブ会場近くのハンバーガーショップマクドナルド」で落ち合って。
まぁ、いい時間だったので会場に行ったのです。
そしたら「開場19:30開演20:00」って表の看板に。
あれ〜?
で、とりあえずオープンする前の店に入ってマスターにT君が挨拶して、俺の事も紹介してくれて・・・(ここでのT君の「冗談」も今思えば非常にメンドウな要因だったと思います)
この状況で店にいたのは、マスターとT君と俺、という。
本日の仕切りだった、この店に何度も出てる・・・と、ここで気付いたんだけど、今日出演する3人のミュージシャンは全部「T君」じゃないか!えーっとさっきまでの「T君」はユーフォのT君。
で、とにかくこの店に何度も出てるギターのT君がいない状態だったのですね。
「マスター不在の昼営業時間に楽器を預けに来た男」(ユーフォのT君の事)と「意味不明な社長という肩書きの付き添い」(俺の事)と「これから演奏をさせてもらう店の責任者」(マスターの事)との絶妙な「間」というか「力関係」というか・・・
妙にフレンドリーっつうか、エラソーな感じなんだよなぁ。
「やぁやぁ、いらっしゃい!」は良いとして。
「よく来たなぁ、俺の店に」って感じが・・・
まぁ、そういう事がなかったとしても、一目見て「俺、この人ニガテー!」ってマスターだったんですけどね。
もう、最初っから「いや〜な予感」
で、まぁこの手の特にジャズなんかをやる店では「リハ」とか「サウンドチェック」みたいなことをやらない店も多いので、本日出演でギターのT君もボーカルのもうひとりのT君も開場ギリギリにしか来なかったんですけど・・・
それでも、いくら常連とはいえ開場前に客を入れるのってどうよ?
サウンドチェックが長引いて開場が押すのも良くないとは思うけど、先に客入れるかね?
で、それもライブステージに一番近い席。
もし・・・もしっつったら悪いけど「ライブ目当て」のお客さんが来た場合。いや、俺はそうなんだけどさ。
あきらかに「ライブ目当てではない」お客さんごしにステージを見なきゃいかんわけでしょ?
店が常連を優遇するのは、しかたないとして・・・でも「え〜?今日ライブなんだー」ってガッカリしてる常連をステージに一番近い席に案内するのは「優遇」か?
あとは、もうご想像の通り。
俺は鍋物に興じる若者を見に行ったわけでも、音が出る状態のi-phoneで動画の見せ合いっこをする若者を見るためにわざわざ出かけたわけじゃないんだけどな。
ま、でもそれは百歩譲って「しょうがない」で済まそう。
お客さんの楽しみ方はそれぞれで、店がそれを許すってなら。
でもね。
俺も飲食店経験があるから「営業中に呑む」ってのはある程度「アリ」だとは思うんだけど。
マスターが客席にビール呑みながらきて、その常連が注文した「ピザをつまむ」ってのを見て仰天した。
で、そのテーブルに座って足組んで、たばこ吸って、大声でしゃべって・・・演奏中ですよ?
場所の関係性で言えば、ステージ←常連席←俺の席・・・あのねぇ?じゃないっすか?
で、まぁさっきから書いてる「俺の席」という場所には俺を含めて3人いたのです。
マッタクの「初対面」ではないけど、せいぜい知人程度、しいていえば「今日の演奏を楽しみに来てる」という共通点がある程度。
もちろん、そんな関係性の3人ですから「伝票は別で」ってお願いしたんだけど。
途中から「あ〜もうメンドクサイからCテーブル伝票一緒にして自分達で割って!」とマスター。
おい。
今、なんつった?
「Cテーブル」なんてのは店側が勝手に決めてる符号であって、俺達がわかるわけないだろー!・・・ってキレる部分はそこじゃないよな(苦笑)
結局、今日は3ステージやったんだけど、2ステージ目がはじまったぐらいに、ギターのT君のお父さんがひとりでフラッと見にきて。
2ステと3ステの間に出演者と俺の席の3人とで楽しく呑んだのです。
お父さんはユーフォのT君の事や、なんでか俺の事も知っていて、それはもうご機嫌で、楽しそうで。
で、3ステ目がはじまって、この時の場所関係はステージ←常連席←お父さん←俺の席だったんだけど・・・
明らかに、さっきまであんなにご機嫌だったお父さんの顔が曇っていくのがホント「手に取るように」わかったのです。
そりゃそうでしょう。
あらかた、飲み食いの済んだ常連が帰ろうとして。
演奏中にも関わらず「ピッピ!」って音の出るレジをマスターが打って。
投げ銭制」ということで「チャージ箱」が回されるんだけど、明らかに失礼な「チャリン!」って小銭の音がして・・・
ギターのT君自身は「利用してやる」ぐらいのつもりで「この店はなんでもありの自由だから」って割り切ってたけど、お父さんにしてみれば「息子が粗末な扱いを受けてる」と思うだろう。
演奏が終わったら言葉少なげに帰ってしまったけど、気の毒な気がした。
機嫌さえ良ければ、もっと呑んで帰ったんじゃないか?俺の考えすぎか?
言い方は悪いけど、店にとって「今日、金になる客」はお父さんだったんじゃないの?
なんか、もう「客商売」としてダメ過ぎるんだけど。
「これでよくやってけるなぁ」と思うんだけど。
秘密は全てメニューに書いてあった。
どうも、この店モーニングとランチの営業もやってるらしい(ただしマスター不在のバイト任せ)
そこそこに品数も多くて、そこそこに美味しい食べ物を出してるみたい・・・
ただし、夜は「別メニュー」に変わるのです。
で、その表紙に思いっきり「夜は趣味で営業します」と。
「詳しくは裏に」と書かれていて、何カ条かの文章が。
もう、思い出すのも頭にくるんだけど、たとえば「水・灰皿・ナイフ・フォークはセルフでOK!待ってる必要はありません!」
ま、要するにカウンター辺りに置いてあるやつを「自由に使っていいよ」ってことなんでしょうけど。
「セルフでお願いします」だろ?
あと「店の宣伝をしないでくれ」みたいな事も書いてあったなー
「口コミもあてにならない」「ホントに自分が信用できる友達だけを連れてきてくれ」みたいな。
「ネットでの宣伝は言語道断」みたいな事も書いてあって、ライブの告知もあんまり大っぴらにしちゃいけないらしい。
出演者が自分のHPに書くのもですよ?
別に店がガンガン客呼んでくれるんならいいけど、それもしてなさそうだし。
世の中の飲食店経営者が「ひとりでも多くのお客様に来てもらう努力」をどんだけしてるか?って考えたら、もうこの店のマスターは気が気が狂ってるとしか思えない。
その他にもたくさんいろいろ書いてあったんだけど、極めつけ。
「他のお客さんや店員を尊重できない人はお断り」
つまりだ。
たとえば、今日の場合。
俺達が鍋やおしゃべりに興じる常連とマスターに「静かにしてくれ」って言ったら「帰れ」ってなるわけだ。
まぁ、それを言ったら「ライブを楽しみに来たお客」の俺達の「尊重」はどうなんの?って話だけど、そんな理屈は通用しないだろな。
結局は「俺が趣味でやってる場所なんだからさ」って好き放題やる理由付け以外のなんでもないのよ。
だいたい、目の前で演奏してる音楽家に対してあんな失礼な事して「尊重」とかよく言うよ。
さっきの「チャリン!」の投げ銭に関しても、実は理由があって。
「当店は一流の音楽を格安で提供しています」と書いてある。
で、投げ銭の「目安」みたいな事も書いてあって・・・
まず「技量と満足に見合ったチップをお願いします」と。
まぁ、それはそうだ。
で、その後に続くのが「最低!300円、まぁまぁ500円」う〜ん・・・
さらに「当店出演のミュージシャンは普段1000〜2000円のチャージで演奏しています」ってさ〜
俺はユーフォのT君をそんなギャラで雇ったことなんかないぞ!
失礼この上ない!
「普段」ってなんだよ?ちゃんと調べてもいない情報は「ただのウソ」だ。
暗に「上限」を決めるような書き方で、さらに「格安」をうたってるって事は「そんなに払わなくても良い」って言ってるようなもんじゃん!
さすがに「最低!」と思っても300円は払えって書いてるだけあって、野外のお祭りみたいに茶色やアルミの硬貨が入ってることは無かったけどさ。
それでも、目の前で「一流の音楽」やってるの見て「小銭」は常識的にどうですか?
お客さんを「教育」するのも店の仕事じゃないのか?
そういえば、最初マスターにユーフォのT君が俺を紹介してくれた時「大編成のブラスバンドの社長です」って言ったら、まず返ってきた言葉が「儲からなそ〜」だったもんな。
いや〜カチンときた。「まず、金の話かい?」「音楽の内容とかどうでもいいんかい?」
そうそう、そん時に「なんだこいつ?」ってもう思ってたんだ。
で、メニュー裏の「ただし書き」の続き。
「上から目線のお客さんはお断り」「みんなで楽しくやりましょう」なんてことも書いてあったけどさ。
ようするに「店のやり方にあれこれ言うな」って、そもそもこういう事を書かれたりもしないようにって事なんでしょうけどね「楽しくやりましょう」って無理なモンは無理!
で、俺の席の3人はズーッとイライラしていたのです。
「コップを返しに行くフリして落とそう」とか。
「手が引っかかったことにしてテーブルをひっくり返そう」とか。
「自動ドアが反応しなかったことにしてガラスを割ろう」とか。
おもしろかったのは、一番おとなしそうな小柄な女の子が
「今はいてる靴、脱げやすいんですけど、足振ったら飛んじゃった事にしてマスターの頭にぶつけていいですかね?」って。
で、そこまでみんなキレてたのに、なんでみんな我慢したかっつーと。
演奏がスバラシカッタから。
仮にも彼らの「友人・知人」として紹介されている以上、彼らの「職場」で暴れるのは申し訳ないな、と。
後からわかった感じなんだけど、俺も含めて「それでもやる時はヤル」って3人だったみたいだけど・・・
とにかく、それをグッとこらえるほど演奏が良かった。
それに、こっちが「二度と来るもんか!」と思ってる店から「出入り禁止」なんて言われるのもばかばかしい。
今までにも「なんだ?この店は?」って思うような残念な思いは何度もしてるけど。
今日ほど「ツブれてしまえ!」「ツブしてやろうか?!」と思ったことはない。
音楽を愛していないマスターが店でライブをやったり、お客さんを大切にできない人が客商売をやったらダメなんじゃないですかね?
俺、この店だったら簡単にツブす自信がある。
なんでかっていうと「音楽を愛してる仲間」や「真剣に客商売に取り組んでる仲間」ってのがいるもん。
そんで、そういった仲間がライブの演奏者やお客さんとして、この店に関わったらマスターがどれだけ「マイ・ルール」を誇示したところで、一刀両断だろう。
いくらマスターと親しい常連さんだって「マスターの方がおかしいよ」ってなるぐらいに、俺の仲間は説得力があると思う。
そうなったら、後はもう言うまでもない。
でも、そんな事はしないもんね。
俺は大切な仲間をこんなショーモナイ店に関わらすようなことをしたくないもん。

一応「フェア」でありたいと思うので、良かった話も書きます。
お店では常時7種類の生ビールを用意していて「ジョッキ一杯」が全部590円!
「注ぎ方」も丁寧で、泡がホントに美味しかった。
他にも「20時までのハッピーアワー」でハイボールが170円とか、リーズナブルでした。
でもな〜帰りに勘定して「安かった!」って得した気がしねぇんだよねぁ。
なんつうか「食べ物が美味しい」とか「店にいる時気分が良い」ってのは当然として。
「帰る時も気分が良い」ってのが「いい店」じゃない?
仲間と行ったとしたら「いい店だったね〜」「楽しかったね〜」って話しながら帰れる店。
結局どれだけこういった事を言ったところで、
「味が口に合わなけりゃ行かなきゃいい」
「店のやり方が気に入らなきゃ二度と行かなきゃいい」
ってことになるんだろうけどさ。
万人に合うような「お店作り」が必ずしも正しいとも言わないしさ。
でも、お店側が常識の範囲で「また来てもらいたい」って努力があった上での「合う・合わない」だと思うんだよね。
こんな「来たくなきゃこなくていいよ!」ってやり方は話にならない。
店内の様子やマスターの傍若無人っぷりを表す写真も撮ったし、店の名前を出す事もできるけど「ネットで宣伝するな」って書いてあったからね。
散々、悪口しか書いてないけど、コレ読んで「どんなヒドイ店だろう?」って行く人がいないとも限らない。
そうなったら立派な「宣伝」だもんね。
とにかく頭に来たって話です。
ま、これでもどうぞ。