にわかに盛り上がる

癒し坂

所用にて吉祥寺駅に向かう途中、いつもの公園を抜けようとしたら・・・
おそらく、公園で散歩でもしていたであろう女子三人組が
「癒された〜」「癒されたね〜」「超癒された〜」
と、口々に。
なんか違うんじゃないかな〜
「癒し」も安売りするようになったのかねぇ?
ちょっと前なら「のんびりしたね〜」って会話だろうに。
ひとつの「コトバ」が流行すると、自分の感情をそれに近づけてるような気がするんだけど・・・
わかんないですよ、当人にとってのホントの「癒し」がなんなのかは。
でもな〜「はなまるうどん」に行って「讃岐うどんって美味しいねー」って言ってるのと同じような気がするんですけど。
いや、もちろん「はなまる」だって美味しいんだけど、やっぱりアレって「本格的をお手軽に」ってチェーン店なわけでしょう?
実はもっと奥が深いわけじゃないですか・・・
あ〜イヤですねオヤジくさい文句言いで。それに今日はこんな話がしたい訳じゃない。



最初に書いた「所用にて」ってのはKABB!のプロデューサーとの打ち合わせがあったのです。
先日、江古田での反省と今後、特に12月のホール公演に向けての。
この人と話をしておもしろいのは・・・
まぁ、当然一緒にバンドやってる「仲間」なんですが、テニスの試合でもやってる感覚というか。
お互いキワドイところにボールを打つんだけど、それを拾うっていう。
拾えなかったコースは悔しいから次回までに何とかするとか。
仲間なんだか、むしろ敵なんだかってハナシなんですけど。

ぶっちゃけ、先日の江古田でのライブはお客さんにそこそこ楽しんでもらえたけど「やり手」としては満足のいくものとは言い難かった。
特に「見せる・聴かせる」という演出において。
で、それは俺もプロデューサーも共通の見解であって。
そうなると、ただ「お互いで球を打ち合ってる」じゃあどうしようもない部分に気付いて。
すごーく、当たり前のことなんだけど「自分が勝負しなければいけないのは目の前にいる人ではない」という事にしっかり意識がいくのです。
簡単に言ってしまうと「敵」として勝負に命を賭けるではなくて「パートナー」として、集まった聴衆にどんだけ楽しんでもらうか?ってとこになると思うんですけど。
まぁ、この前の江古田はバンドメンバーにとって俺が「敵」になる図式をサウンドチェックに作ってしまったのがスゴイ敗因だったと思ってます。
今後はああいうことがないように、反省してます。


っていうか、今日書きたかったのはこんなことじゃないのに。
枕元にPC置くと酔っ払ってってもブログが書けることを発見。
あ、それから12月用のオープニング曲できましたよ、あと2曲最低でも新曲作ります。
ちがうちがう、そうじゃなくて、その先の話が書きたかったのに。