シーン

こわかった〜

別に「盛り上がりすぎて」死んだわけじゃないよ。
吉祥寺の街を歩いていたら「缶コーヒーの試飲お願いできませんか?」と声をかけられて・・・
まぁ。特に急いでるわけでもないから「いいですよ」と。
「そしたらこちらに」とビルに案内されてエレベーターに乗せられて・・・
「うわ、なにか大事になっちゃったなぁ〜」っていうか。
「これ、なんかヤバイ状況じゃないか?」と途端に不安になったんだけど。
エレベーターが向かう先のフロア案内をみたら「消費者なんとかセンター」って書いてあって。
ここで安心するのもどうか?と思うけど「まぁ、大丈夫だろう」という気にはなって。
とりあえず、こんなん初めてだったから。
で、通された部屋には白い仕切りで囲まれたテーブルがいくつかあって、何人もの「顔の見えない」人達が座ってコーヒーを飲んでる模様。
で、係りの人の声が聞こえてくるんだけど「御口直しに水をお飲みください」「次の缶コーヒーをお持ちしますので」なんて言ってる。
「いったい、何本飲まされるんだ?」という不安。
で、とりあえず一本目が運ばれて・・・
「お味の確認が出来ましたらコチラに記入お願いします」と、実に「事細か」なチェックシートが。

いや、もうホントすいません!ぶっちゃけ「缶コーヒー」ってほとんど飲まないんです。
話をあわせる感じで入り口の勧誘の人に「結構好きです!よく飲みます」なんて言っちゃったけど。
「こだわり」なんか全然ないし。
つっても、状況が状況なんでジックリ味わって「苦味」とか「コーヒー本来の味」ってのを探ってみました。
で、とりあえず「書き終わりました〜」って手をあげたら、さっき別の人が言われてたみたいに「水」が運ばれてきて。
まだ、全部飲みきってない缶コーヒーを「こちらはお下げしてもよろしいでしょうか?」と。
「もったいないなぁ」とも思ったけど「この先何本?」ってのもあったから「あ、お願いします」と。
で、2本目を同じ手順で。
やっぱり、続けて飲むと顕著に違いがわかりますね〜
逆に、さっきの採点は「辛口過ぎたか?」とちょっと反省。さっきの方が好みだった。
で、また「書き終わりました〜」って言ったら、今度は「水」が来なくて「缶コーヒーに対する意識調査」みたいなチェックシートが。
「あれ?2本で終わり?」だったらさっきのも飲んじゃえば良かったー!
で、今度は単に項目にチェックするだけじゃなくて、文章も書かなくちゃいけなかったんだけど、かろうじて今まで「あ、美味しい」と思ったジョージアエメラルドマウンテンが候補に上がっていたのでそれについて長々と丁寧に書いて・・・
いや、ホントふざけた事書いたら「ぶっ殺されるんじゃないか?」って雰囲気だったんだもん。
もうヘトヘトな感じで「書き終わりました〜」って係りの人呼んだら、すぐ真横でジックリ読んでチェックしてんの!
長々と書いた分、余計に時間もかかって・・・
ようやく「はい、ご苦労様でした」と言われた時は、ホッとしたね〜
で、「こちらお礼です」と500円分の図書カードをもらって・・・
いやいや、貴重な体験をしました。
っていうか、たぶんあそこの「消費者なんとかセンター」は年中こんなことやってるんだろうな。
たまに、前をウロウロしてみるか。

アップロードしてから改めて読み返してみたら、自分にとっては「いち大事」だった割に「おもしろくもなんともない話だなぁ」という気がしてきた。
「かわりに」じゃないけれど、今日みつけた動画を。