訃報
夕方、KABB!の総務部から携帯にメールが。
普段、パソコンでのメールのやりとりはしょっちゅうするものの、よほど緊急の用事がなければ来ることも無い携帯への連絡だから「何事だ?」と見たら・・・
「江ぐちが今月末で閉店です!」という知らせ。
ホント、一瞬「ウソだろ?」と思って、ミクシイのコミュニティや知人のブログを調べたら、どうもそうらしい。
とりあえず、年末一緒に「江ぐち納め」に行ったKABB!の松ちゃんに「大変なことになったぞ!」と電話して・・・(いったい、どういうバンドなんだ?ウチは)
いや、でもね〜マジで「一大事」ですよ。
不謹慎で大ヒンシュクかもしれないけど、キヨシローさんや先日の浅川マキさんが亡くなるよりショック。
だって、ミュージシャンは亡くなっても音源や映像でいつだって会えるもん。
実際、昨夜行った「串カツ屋」では延々「RC大会」が流れてて「いいね〜」と酒が進んだもの。
中華そば屋とか、とにかく「飲食店」がなくなってしまうって、もっと深刻じゃないですか?
日頃、ここでもしょっちゅう「人はいつか死ぬ」みたいな「どうせ」って物の言い方をしてますが。
「来月から江ぐちが食べられなくなる」なんてことは、思いもしなかったことなのです。
そして「もう二度と食べられないかもしれない」という事に気付いた瞬間、おそってくる物凄い「喪失感」
ミュージシャンやアイドルが亡くなった時に「後追い自殺」をするファンを「バカじゃないの?」と思ってましたけど、今日その気持ちがよくわかりました。
喪失感から「うつ」になってしまう人がいるのも、なんだかわかるような気がします。
年末最後に行った時「来年もヨロシクね!」って言ってくれたじゃないですか。
「いつでも行ける」と思って、今年まだ一回も行ってなかった事も、ホント悔やまれます。他のラーメン屋には結構行ってるのに。
ただ、「事情が事情」なだけに、なんらかの形で条件をクリアして、かならず復活してくれるような気がします。というか「してほしい」
「故人を偲ぶ」じゃないけど、俺と江ぐちのちょっと自慢なエピソード。
まぁ、あそこ行くと結構ビール呑んで調子よくなるんだけど。
年末に松ちゃんと行った時「俺、ラーメンの具の中で特にナルト好きなんだよな〜」って話をしてたら。
「ホレ!」って出してくれたツマミ
メニューには無い「ナルト山盛り」、当然注文したわけじゃなくて。
「ラーメンに乗っけらんない切れっぱしのとこだから」って。
「好きなら食べてよ」って。
ウレシかったな〜
もうなんかね、そういう事思い出したり、あの「おじさん」の笑顔やしゃべり方を思い出すと涙が止まらないんですよ。今、これ書いてても。
明日から、絶対毎日行こう。
残りの10日間、それこそ昼も夜も行こう。
でもな〜30日に「名古屋本番」ってスケジュールが入ってんだよなぁ。
なんとかキャンセル・・・できるわけないよなぁ。
KABB!冬の陣
1月30日 14:00〜14:40
名古屋/栄/朝日神社
「あいちアートの森」
屋外演奏 入場無料
http://aichiartnomori.com/calendar/9741愛知県内各地で行なわれる、アートとパフォーマンスのイベントにて。
広小路プロジェクトで朝日神社境内にて演奏します。
KABB!の原点、そして「ライフワーク」ともいえる「屋外演奏」
しかし、冬は初めて!!!!!
コンサートホールやライブハウスとは一味違う、日常の風景に「何故そこに音楽?」という違和感。
それを払拭する「過剰なサービス精神」を是非体験してください!