帰れま1000

公園もたしかにキレイなんだけどね

昼過ぎに駅前に用事があって。
ウチから吉祥寺駅への行程には大きく分けて2種類あって、公園を通り抜けるコースと、迂回するコース。所要時間はほぼ同じだけど「通り抜け」の方が若干距離は短いかな?
で、今日は「花見シーズン土曜日」なんで、おそらく公園は「エライ事」になってるだろうと「迂回コース」で行ったのですが・・・
こちらも「エライ事」
車は大渋滞してるし、狭い歩道を花見客はモチロン、元々「生活道路」として利用してる地元住民の自転車で大混雑。
いや〜イライラしました。
で、用事を済ませて「さて帰るか」と。
普段から、行きに「通り抜け」のコースで来たら、帰りは「迂回」とか、その逆とか。
一日に同じルートをあまり使わないようにしてるのです。
「でもな〜今日は公園ヤバイだろう」とも思いつつ「迂回路もどうせスゴイ人だしなぁ」と、まぁせっかくだから「花見客でごったがえす井の頭公園でも見に行ってみるか」と「通り抜けコース」を選んだのですが・・・
大失敗!

公園どころか「公園まで」がエライ人!近づくにつれ「のろのろ」だった行列も完全にストップ。
ようやく、公園に降りていく階段の所に来て先を見渡してウンザリ!!!

どひ〜今更引き返すのもタイヘンだから仕方なく「のろのろ」と行列の流れに身を任せるのですが・・・
池を渡る橋のところに来て「こりゃダメだ〜」

正確な数字はわかんないけど、たとえば池を渡りきるまで50mあるとして。
ざっと見て、橋の幅に7人ぐらい1mの間隔に3列いるとしたら・・・この橋の上にだけでも1000人以上いるのか〜
渡るのに何分かかる?もう、完全に帰るのあきらめました。
もちろん「池を迂回する」というコースもあるのですが、明らかに遠回りな池を周回する道もこのありさま・・・

ぶっちゃけ、もうみんな花なんか見てません、ウンザリとうなだれて歩いてます。
この行列に30分も40分も付き合うのはな〜
ただ、まぁ「帰ろう」と思わなければ。
「俺は花見に来てるんだ」と思えば多少気分も違ってきて。
「どうせなら」と公園を別方向に抜けて(それも結構大変なんだけど)「とっておきの場所」へ。
どんどん東へ歩いて神田川沿いをひたすら歩く。道中は京王井の頭線も併走してるんで楽しいです。
    
三鷹台の駅を越えてしばらく、結構な距離を歩いた事にはなるんだけど、さっきまでと違って「すいすい」歩けるんでまったく苦になりません!
それに「あと少しで絶景だ!」と思えばむしろ楽しみで足早になります。
で、川沿いにドーン!

キレイでしょー!ここら界隈では一番見事なんじゃないかなぁ?
さらに久我山に近づくと木もドンドン立派で大きくなります。

なんていうかねぇ〜たしかにこの辺りじゃあシートを広げて「宴会」なんてのは無理ですけど。
純粋に「桜を楽しむ」っていう「正しい花見」は絶対こっちだと思うのです。
あ〜まっすぐ帰らなくて良かったー!