大袈裟ではない

名古屋に向かう新幹線の中で重大なことに気付く。
「今日はクライマックスシリーズの3戦目だ!」
すでにリーグ優勝は決まったものの、日本シリーズ進出に王手をかけたドラゴンズ。
名古屋の人の感心は「もうそこにしかない」のではないだろうか〜?
以前は「ドラゴンズ配慮」というのをライブのブッキングの重要な項目にしてたのに、しばらく名古屋を離れている間にすっかり忘れてたー!!!
「そんな大袈裟な」と思うかもしれないけど、名古屋の「ドラゴンズに対する思い入れ」みたいなものはハンパなく、サッカーのワールドカップの比ではないのだ。
実際、以前名古屋のライブハウスでバイトをしていた頃、普段なら100人近い動員が読めるアーティストが出演したにも関わらず「ドラゴンズ優勝か?」って日にかぶった為に15人ぐらいしかお客さんが来なかったってことも・・・
いや、もうこればっかりはどうしようもないんだけど。
音楽と野球。全然関係ないようで、ライブハウスに来る層って、結構「ドラゴンズファン」多いんだよな。
「せめて、今日勝ってくれよな〜」と願うばかり。
そんな事を考えながら照喜名くんの家に行って、メンバーが揃ったところでリハーサル。
彼が用意したのは俺のオリジナル8曲だったんだけど「このメンバーでやるのは」初めてということで「バンドとしてのサウンド」というか「それぞれの役割」みたいな部分をつかむのに少々時間がかかったかな?
それでも、徐々に「やりクチ」みたいなフォーマットができあがって「うん、大丈夫でしょう」というところで会場のエビスカフェに移動。
サウンドチェックをやって「お客さん来るんだろうか?」と心配しながら開場を待ったんだけど、思いの他大勢のお客さんが集まって。
オープニングアクトの「地元有志」と書かれていた「メイドの格好をしたユーフォ・チューバアンサンブル」の音大女子大生コンビに失笑しつつ向かえた急造クインテットでの本番。
まぁ「まずまず」だったのではないでしょうか、今日のところは。それ以上に「今後の展望」が楽しみです。
終わって中華屋でゆかいな打ち上げで大盛り上がりしました。
結局、ドラゴンズ負け!
明日のライブの事も心配しなくてはいけなくなってしまったなぁ〜